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【朝日町歴博】朝日町教育文化施設が開館25周年を迎えます。
朝日町歴史博物館の片山です。

ブログ当番表を3月までしか確認していなかったため、4月3日分のブログに穴を開けてしまい申し訳ありませんでした。
令和4年度もよろしくお願いいたします。

令和4年度が始まりました。

博物館の内容ではありませんが、当館は図書館も併設されております。

人事異動により正規の司書が事務職への異動を命じられたため、正規職員がいなくなってしまい、図書館業務の大幅な見直しが必要になってしまいました。

一方、博物館においても昨年度に引き続き、学芸員が町史を作成する課との併任となってしまい、年度の初めから頭が痛い事ばかりです。

皆さんにおかれましても、人の確保には頭を痛めている事かと思います。
 
いきなり年度の初めから愚痴になってしまいましたが、今年度はいい事もあります。

何と朝日町教育文化施設は、11月に開館25周年を迎えます。

平成9年11月1日に開館し、25周年を迎えられる事は、本当に喜ばしい事だと思っています。

開館25周年記念事業としましては、歴史博物館においては、企画展事業を計画しています。

また、図書館においても、絵本の読み聞かせや、絵本作家によるワークショップの開催を検討しています。

ただし、昨今のコロナ事情を見ていますと、今年度もいろいろ悩まされながら準備をする事になりそうです。

厳しい財政事情により予算が確保できたのは、以上のとおりですが、予算がかからない方法で何かいいイベントがありましたら、教えていただければ助かります。
 
(片山 裕之 かたやま・ひろゆき/朝日町歴史博物館)
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朝日歴博さん、開館25年おめでとうございます。ますますのご発展をご祈念申し上げます。
[2022/04/20 22:00] | 未分類 | page top
【四日市博】北欧のデザイン「フィンレイソン展」
四日市市立博物館では4月16日(土)より、「創業200周年記念 フィンレイソン展」を開催しています(~6月5日まで)。

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フィンレイソンは1820年創業の北欧フィンランド最古のテキスタイルブランドです。

近年、日本ではフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランドの北欧と呼ばれる国々の美術や生活文化に関する展覧会をはじめ、建築・家具・雑貨・漫画などに至る様々なものが人気を博し、身近な生活に採り入れられています。(スウェーデンハウス、イケア、マリメッコ、ロイヤルコペンハーゲン、ムーミン、他諸々)。

何故、それほど日本人に人気があるのでしょうか。それは多くの評論家も言っているように、日本人の体質に染み付いた伝統的な日本美や文化と共通のものをもっているからと思われます。

すなわち

①自然美を生かしたモチーフ
②シンプルなデザイン校正
③優しい色使い
④木の建築や家具に代表される温かみのある材質や職人の仕事


等々です。

例えば、世界的に評価の高い日本の家紋のデザインについて、「無印良品」の企画・プロデュースなどで名高い日本を代表するデザイナーの田中一光(1930-2002)は、その著書の中で、

末端のディテールは見事に切り捨てられ、単純明瞭な図像である。しかも、そのかたちは、いかに単純であっても骨格という表現はふさわしくない。もっとふくらんだ情感が溢れ、シルエットというには、やはり、もっと深い対象の精神的な把握があり、厳しい造型だと形容するには、もっと図太い、ぬけぬけとした発想と機知があるのに驚かされる。
(『デザインと行く』白水Uブックス/1997年)

と述べていますが、まさに北欧の美術・文化にも共通して言えることです。

果物の家紋

また、この数年で北欧関係の文化への興味が高まってきたことは、森と湖に囲まれ、白夜や厳しい寒さの中でも、自然と共存してきた北欧の人々の「良いものを長く使い続けることで、暮らしを豊かにしていく生き方」が、地球の環境問題を抱える今日の私たちに大きく響くのでしょう。

(吉田俊英 よしだ・としひで/<四日市市立博物館)
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IKEA(スウェーデン)、Marimekko(フィンランド)など、北欧ブランドは近年特になじみ深いですね。広大なユーラシア大陸の両端でこのような似たスタイルが生まれるというのもまたおもしろいものです。
[2022/04/17 22:00] | 未分類 | page top
【朝日歴博】休載のお詫び
2022年4月3日掲載予定の朝日町歴史博物館さんからは本日まで原稿がいただけませんでしたので休載とさせていただきます。
大変申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます。
[2022/04/09 22:00] | 未分類 | page top
【三重県博】名所発見!再発見!
前回、締め切りを忘れておりました…。

今回は心を入れ替えて臨みましたが、やはり間際になってしまいました…。嗚呼…。

さて、まん延防止も解除となり、春を迎える観光地はもとの賑わいを取り戻しつつあります…、みたいなことをテレビや新聞は報道しています。

そんな中、まさにその状況に鑑みたような展覧会が始まります。三重県総合博物館では、4月16日(土)から6月12日(日)までの間、第30回企画展「名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~」を開催いたします。

チラシ01

以下は、担当者である当館星野学芸員のコメントです。

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現在でも景勝地や名所をめぐることは旅・レジャーの目的となるなど、旅の大きな要素となっています。

江戸時代の人々にとっても、名所めぐりは旅の楽しみの一つでありました。

江戸時代の三重は、江戸と京・大坂を結ぶ大動脈である東海道を多くの人々が往来した地であり、東海道を経由し、全国から伊勢神宮をめざし人々が集った地でもありました。
人々の関心を反映し、さまざまな地誌を参考にして編纂された挿絵入りの地誌兼旅行ガイドブックともいうべき

『伊勢参宮名所図会』や『東海道名所図会』

など、三重の名所を掲載した書籍が刊行されました。

さらに、歌川広重作保永堂版「東海道五十三次之内」を筆頭とする街道風景を描いた浮世絵、二見浦などの名所を題材とした浮世絵が多数出版されました。

地誌や名所図会、浮世絵に紹介された三重をはじめとする各地の名所のなかには、現在でも観光地として知られるものがある一方で、今では訪れる人も少ない所も少なくありません。

また、伊賀の敵討ちや古市の刃傷事件など、江戸時代ならではの事件、また、お伊勢参りブームや漢文学者の活動など、社会状況を背景に生み出された名所もありました。

本企画展では、現在の観光にも大きな位置を占める三重の名所の魅力を、浮世絵や地誌を通して、その特徴、成り立ち、普及・影響などからさぐります。
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本展は、2020年に展示準備が整いながら、コロナウイルス感染症拡大に伴い中止となった展覧会の構成を一部変更して企画したものです。新たな資料を何点か追加するなどして内容も充実させています。

展示を観てから名所を訪ねるもよし、また、その逆もよしかと思います。

瀧川和也(たきがわ・かずや/三重県総合博物館)
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暖かくなってきましたので皆様もぜひ感染拡大防止に留意しつつ行楽の春をお楽しみくださいね。
[2022/03/27 22:00] | 未分類 | page top
【海博】海の博物館が「JIA25年賞」を受賞
鳥羽市立海の博物館の平賀です。

海の博物館が「JIA25年賞」を受賞したことを紹介させていただきます。

2月9日、公益社団法人日本建築家協会(JIA)が2021年度の第21回「JIA25年賞」を海の博物館が受賞したと発表しました。

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「JIA25年賞」は、建築が未来に向けて生き続けていくために、多様化する社会の中で建築が果たすべき役割を確認するとともに、次世代につながる建築のあり方を提示することが目的に創設され「25年以上の長きにわたり、建築の存在価値を発揮し、美しく維持され、地域社会に貢献してきた建築」を登録・顕彰するという賞です。

第21回への応募は、29作品、その中から作品所在地の支部審査を経て24作品を「JIA25年建築選」として登録、この中から「JIA25年賞」を選定するために8作品の現地審査を行い、5作品を選定したことを発表しました。昨年12月10日、3名の審査委員が来館、収蔵庫内の5つの部屋の湿度状態や展示棟の外壁状況なども含めて細かな現地審査を受け、その結果を待っての受賞です。もちろん三重県内では初めての受賞です。

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審査委員長の六角正治さんは「JIA25年建築賞は、竣工後25年以上たった建築の中から選ばれるものです。選考基準を満たすためには建築の所有者、設計者、施行者、管理者が力を合わせて建物に関わることが欠かせません。すべての関係者から長く愛され使い続けられて初めて得られる賞なのです。JIA25年建築賞は、文化や環境を大事にする私たちの社会にとって、今後ますます注目される建築賞になるのではないでしょうか。」と述べています。

海の博物館(現鳥羽市立海の博物館、三重県鳥羽市)は、建設主:東海水産科学協会、設計者:内藤廣/内藤廣建築設計事務所、施行者:収蔵庫は鹿島・大種建設(木工事)、展示棟は大種建設、竣工年月:収蔵庫は89年6月、展示棟は92年6月。

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収蔵庫は竣工から33年8か月、展示棟は同じく29年8か月経った建築物になります。海の博物館にご来館のときは、木造の展示棟、プレキャストコンクリート造りの収蔵庫など、建築もお楽しみください。
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長きに渡って愛されてきたことがわかる意義深い受賞ですね、おめでとうございます!
[2022/03/20 22:00] | 未分類 | page top
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