三重県博物館協会の加盟館園を紹介していく加盟館園ツアーズの第1弾は志摩市歴史民俗資料館さんです。
今回は車でお邪魔しましたが、志摩磯部駅から徒歩15分。ただし直前は坂道なので歩かれる方は注意が必要です。図書館などとの複合施設で、2005年に竣工した建物内にあります。ただしあまり建物内に高さがなく、大きい資料類の展示に困る点などがあるそうです。 ![]() ご案内いただいたのは学芸員の橋本さん(皇學館高-皇學館大)。地元志摩市のご出身で、旧磯部町の頃から文化財行政に携わっていらっしゃいました。 ![]() 志摩市は5町(浜島町、大王町、志摩町、阿児町、磯部町)が平成16年に合併して誕生した市ですので、各地域の特色をうまく紹介していくのがひとつの課題となります。 ![]() 取材した際は三重県立博物館の「三重のくらしの古写真パネル展」が開催されていました。こうした企画展を年2回ほど予定しています。 ![]() 現在力を入れてらっしゃるのが「津波」に関する古文書や聞き取りの蓄積です。またこれらは子どもたちへの地域学習を通じて還元されています。地震の活発化が予測される昨今、歴史学が地域に対してどのような貢献を行うことが出来るのか、というひとつの回答を得られたように思います。 ※館内の撮影は許可を得て行っております。 スポンサーサイト
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