こんばんは。桑名市博物館の元職員・K.Mでございます。
当館の「おひな様と雛道具」、朝日町歴史博物館さんの「栗田真秀」展は今週末、14日(日)まで! 三重県の緊急警戒宣言も延長になって、なかなか県外の方に「ぜひお越しください」とも言えない事態で歯がゆいものですし、こちらからも仕事でもないのに出かけられないと調べてなかったら県外で面白そうな展示が終わってたりもうすぐ終わったり……本当に悔しい! (先日吊り広告で、大和文華館さんの「大人の嗜み」展のことを知りまして……こちらも14日(日)まで。行きたかった!) というのはひとまずおいて。今日は、三重県立美術館さんで開催中の「ショック・オブ・ダリ」展のご紹介です。 ![]() サルバドール・ダリというと、まっ先に有栖川有栖『ダリの繭』を思い出してしまいます。 そんなことを考えながら、美術館に到着。 ![]() そしたら、展示室前でこのクッションがお出迎えしてくれました。面白いデザインですよね。《ルビーの唇》を思い出します。置く場所もないのでわが家に欲しいとは思いませんが。実際に座っても良いようでした。 ![]() 受付で目録とひげのシールいただきました。4種類あったのですが、これが一番ダリっぽいかな、と。(ひっくり返すと、割と普通のひげですね。) ![]() 諸橋近代美術館さんのコレクションがたくさん出品されていましたね。 福島県の裏磐梯にある美術館。 美術館の紹介VTRが流れてましたが、すごい素敵なところですね! 福島県へは3度お邪魔したのですが、次行く時にはこちらも寄ってみたいものです。 裏磐梯で五色沼で、って有栖川有栖『スウェーデン館の謎』思い出したのはここだけの話。 2階の常設展はダリ展に絡めて、幻想的な作品が多く展示されてましたね。 個人的に一番気に入ったのは、小川信治《ドレスデン1》《ドレスデン2》。写真と見紛う作品なのですが、虚と実が入り交じっていて。 第3室の作品には、一部、キャプションに四日市高等学校の生徒さんたちのコメントが使われていました。ホームページでも公開されているようです。 この1年、新型コロナの流行で気兼ねなく出歩くことが難しくなって、それはどうしようもないこととは言えやっぱり遠出できないストレスはあるのですが。一方で、オンラインで様々な取り組みがされるようになったことは地方に住んでいる人間としては少しありがたいなぁ、と思います。 ホームページで解説を拝見したり、直接行っていない展覧会の音声ガイドをアプリで画像とともに楽しんだり。 でも、実際に作品の前に足を運びたいので、1日も早く「日常」が戻ってきますように! スポンサーサイト
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