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【鳥羽水】Withコロナから見えてくる近未来とは?
先日、日本展示学会主催の「With コロナの展示を考えよう」と言う講座にリモートで参加した。

コロナ禍の中、ZoomやYouTubeを駆使して野外観察やリモート教室を開いたり、館内をグーグルマップのようにバーチャルで自由に見学できるなど、皆さんかなり苦労されている様子がうかがうことが出来た。

中でも面白かったのは、インターネットを通じて遠隔操作で動く自走式ロボット

発表事例ではオペレーターは、病を患い博物館に行きたくとも行けない入院中の子供たち。ロボットを博物館に設置し、ロボットに取り付けられたカメラを通して展示物を見たり、マイクとスピーカで学芸員さんの解説を聞いたり、逆に質問することだって出来る。

また自走式だから病室に居ながらにしてロボットを博物館の中で自由に動かすことが出来、まるで学芸員さんと一緒に館内を巡っている気分になれるのだ。

実はメーカーは異なるが、現在三重県の支援(クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業)を受けて鳥羽水族館でも御木本真珠島や海の博物館と共同でこの自走式遠隔操作ロボット(通称:アバター,ロボット名は、“newme” ニューミーと呼びます)の実証実験を行なっている最中なのだ。

https://avatarin.com/news/3108/

こちらの方は有料ながら自宅に居ながらにして三つの施設で待機するロボットを遠隔操作しながら各施設を“ホッピング”すると言うもの。この取り組みはまだまだ実験段階であり、ビジネスとして成立するかしないかは利用者の今後の反応次第なのだが…。

本来、本物を展示することに博物館や水族館の魅力があると思うのだが、将来、寒い冬にこたつに入りながら恐竜の化石をながめたり、リアルタイムのジュゴンやアシカショーを見るなんて言うことになるかもしれない。

画面に人の顔が映った自走式ロボットが、館内でモゾモゾとうごめいているSFの世界がすぐそこに来ているのだ。
(若井嘉人・鳥羽水族館)

①
①ラッコを見ながらアバターに解説するスタッフ

②

前から見たところ。アバターの画面に遠隔操作をしている人の顔が見える。基本的にアバターは、スロープがあれば自由に移動可能。
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[2021/02/07 23:50] | 未分類 | page top
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