明日からは少しだけ今日よりあたたかくなりそうですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こんばんは、桑名市博物館の元職員・K.Mです。 先週の土曜日より、当館の新春企画展「おひなさまと雛道具ー新春の華やぎー」が始まりました。2階特集陳列と合わせて、簡単にご紹介したいと思います。 ![]() 今回のロビーは《脇指 銘 桑名住国吉》が展示中。 1階は「おひなさまと雛道具ー新春の華やぎー」。 展覧会タイトルにある通り、雛人形・丸十紋の入った雛道具の他、屏風や日本画・書・焼き物など50件が出品されています。 定信の作品も数点出ていますよ! 雛人形の中に、お姫様の立ち姿と猫のものがあって、「若菜か!」ってツッコミを内心入れておりました。 (『源氏物語』「若菜上」で、柏木の君が女三の宮を垣間見る場面。唐猫が出てきます。) 2階特集陳列、「寫眞館・笛橋堂 レンズ越しの桑名」 写真21件とパネルで構成された展示です。 《庭園風景写真》(個人蔵)は山田家の庭園(現在の諸戸氏庭園ですね。)を写したもの。庭園の一般公開と時期が被っていたら、「あの写真はこの辺で撮ったのかな?」という答え合わせがすぐにできたかもしれないな、と思うとちょっと悔しいような、惜しいような……。次の一般公開の時のお楽しみにしいたいものです。 あの有名な正岡子規の肖像写真(横顔)もパネルで出ていました。 「収蔵刀剣展3」 館蔵の短刀村正と、「刀剣幻想曲」に出品だった《太刀 無銘(伝千手院)》他、計6点。 《雷除》も展示されてます。やっぱり華やかな刃文でした。(8割方『大鏡』を推すために書いた記事はこちら) 新春企画展は2月14日まで開催の予定です。 M×L連携の講座も予定されております。お申し込み・お問い合わせは桑名市立中央図書館まで! そういえば、元日の朝日新聞朝刊(東海三県の、っぽいですが。)ご覧になられましたか? 東海地方の「鬼」についての特集のようで、斎宮歴史博物館学芸員の榎村寛之さんのインタビューも掲載されています。鬼と、大ヒット中の『鬼滅の刃』のお話でした。 わが家は違う新聞を取っておりまして、翌日、とりあえず近所のコンビニを2軒ほど回ってみたのですが、売り切れ。結局、図書館が開いてからコピーすることに。 そうそう、記事中、「刀」についても少しだけ触れられていましたね。 よろしければぜひご一読くださいませ。 スポンサーサイト
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