●本居宣長記念館
さすが宣長先生の記念館だけあって、情報量はすごく充実しています。解説項目作品や、宣長ワールドなど、発信も積極的に実施されています。「最新情報」では館の普段の状況もうかがえますし、とても親近感を持つ内容だと思います。擬人化されたキャラクターも可愛らしく、若い方にも広くアピール出来るのではないでしょうか。話し言葉を三重弁を出すとより郷土色豊かになると思います。例「作品が出とるに~」 jpgの画像が無料で利用出来たり、展示リクエストなど本当にさまざまな工夫をされています。 ●松阪市文化財センター 松阪市のHP内にあります。必要な情報はほぼ網羅されています。図録・報告書などの表紙画像が見られるのはイメージがもちやすくて良いですね。「はにわ館通信」をpdfで見ることができます。 ●斎宮歴史博物館 トップページに開館カレンダー。見事な配置です。地図も四段階あってわかりやすい。 斎王・斎宮跡関係のデータベースも充実。ウェブデザインとしては視認性も高く素晴らしいHPだと思います。 あとは例えば次回展覧会の紹介などを(たとえ館蔵品展とはいえ)充実させてもらえるとより閲覧者の来館意欲を高める効果があるのではないでしょうか。 ●明和町立ふるさと会館(明和町立歴史民俗資料館) 必要な情報はほぼ掲載されています。ブログもあり、情報発信もされています。ただし図書館がメインで、歴民関係の記事はあんまりありませんでした…。残念(´・ω・`) ●多気町郷土資料館 多気町HPの中にあります。昔の薬に関する展覧会なのですが、紹介文のリード、「昨年はiPS細胞を作り出した山中伸弥氏のノーベル賞受賞が話題となりました。様々な人体組織や臓器になりうるiPS細胞は難病の原因解明や新薬開発に役立つと期待されています。」ってこれ本当に上手いですよね。学芸員、とくに地域の学芸員に求められる能力のひとつとして「伝える技術」というのがありますが、一般の話題になっていることを救い上げて展覧会、ひいては地域文化への注意を喚起し魅力を伝える見事なリードだと思います。三博協仮ブログ大賞・見事な紹介文部門があれば差し上げたいと思います。 HPは必要な情報はほぼ掲載されています。館の外観など、写真情報や所蔵資料情報などが無いのが残念です。 スポンサーサイト
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