こんばんは。桑名市博物館元職員のK.Mです。
当館で開催しておりました特別企画展「三重刀剣紀行 甦る村正の煌めき」も先週末に無事閉幕。 いつもならそのまま年明けまで館内整理と展示入れ替えで休館なのですが、今年度はパネル企画展「Go through! ―ヴィアティン三重、2020年の軌跡―」が12月8日(火)~13日(日)まで6日間開催されますので、今頃はお借りしていた作品の返却と展示準備が同時進行、みたいな状況かもしれません。 閉まっているからって、決して遊んでいられるわけではないのです!(前にも書いたような気もしますが、大事なことなので何度でも書きます!) 12月1日号のメルマガで案内がありましたが、2階展示室では「獅子と牡丹でエール」展を開催するそうです。 タイトルから推測するに、出品されるのは日本画や絵付けされた焼き物とかなんでしょうか……? 過去にレスリング展を開催したことがあるとは言え、普段はスポーツを主題とした展覧会をしているわけではない当館です。 サッカーやヴィアティン三重さんをきっかけに当館に初めて足を運んでくださった方と博物館の、あるいは反対に普段サッカーに興味がないご来館者様に興味を持っていただく機会になると良いなー、と部外者ながら思っております。 期間は短いですが、よろしければヴィアティン三重さんの今シーズンの歩みを当館でぜひご覧ください! と、散々宣伝をしたところで、漸く本題。 12月6日(日)に閉幕する、名古屋市博物館さんの「模様を着る」展に、先日駆け込みで行ってまいりました。 ![]() 会場、写真撮影OKで、あちこちからシャッター音が聞こえてきていたのですが、うっかり撮り忘れてしまいましたので、画像は目録の一部です。 着物で行くと割引があったからか、素敵なお召し物の方が会場内に散見されて、そちらも目の保養でした。 閉幕が近いからか、平日にも関わらず、思っていたよりも人手は多かったです。 そして、展示品が、多い! 事前に聞いてはいたのですが、本当に多かった。 染め、織り、刺繍、さまざまな技法が使われているものや、裂の見本帳みたいなのとかもありました。 個人的には、文学を専攻しておりましたので、やはり『伊勢物語』や『源氏物語』など文学作品が絡んでくると、他の作品よりも気になってしまいますね。 八橋とかきつばたで『伊勢物語』「東下り」→わかる かきつばたの表記で「燕子花」というのがあるから燕→わかる かきつばたと燕で『伊勢物語』「東下り」→八橋どこいった??? ……なかなか面白い発想デスヨネー。 図録を購入後、常設展も駆け抜けるように拝見。 鏡を見て「わー、鹿男あをによし思い出すわー」とテンション上がりました。 教職国語科の課程を履修している同期や後輩が枕詞の「あをによし」を知らず、彼らの指導教授が打ちひしがれたり、説明したら「あぁ、だからあをによしで鹿なんだ!」「奈良をすっ飛ばすなー!」みたいな会話を2度ほどしたりしたのも良い(?)思い出です。干支一周してたとか……気にしない……! 因みに、名古屋市博さんのあと、三菱UFJ銀行貨幣資料館さんへまいりました。 ![]() 今回知ったのですが、貨幣資料館、移転なさるのですね。浮世絵のコーナーは今年いっぱいで休室だとか。 そして、行ってから気づく。 スタンプラリーの冊子、忘れてきた……! 愛知・岐阜・三重の三県でやっているスタンプラリー。スタンプ2つから応募できるけど、違う県で押さなくちゃいけないそうで……県内のはまた集め直そう、と新しい冊子をいただいたのでした。 今後は忘れないように、スタンプ台紙の部分だけ切り取って、お財布の中にでも入れておくことにいたします。 スポンサーサイト
|
| ホーム |
|