桑名市博物館館長から「三重刀剣紀行始まりましたよ、ぜひお越しを…。」と温かいお言葉をいただき、以前から興味のあった名刀「村正」を拝見すべく行ってきました桑名市博物館。
私のいわゆる“刃物好き”は幼少の頃の「肥後守」に始まり、それがいつしか西洋ナイフへと移り、今では美術品としての日本刀の美しさと奥の深さにすっかり魅了されてしまいました。
お出迎えの村正!これは撮影可能だそうです! この刀剣の世界、知れば知るほど奥が深く刀剣そのものの出来はもちろんですが、その作者の生き抜いた時代背景や歴史などを含めるとまさに
日本が誇る総合芸術と言っても過言ではありません。
さて、私のお目当ての「村正」はまさに私の期待を裏切らないものでした。私自身その素晴らしさを文章で表現するにはあまりにも見識不足で語ることすらはばかられますが、その美しさと何かを語りかけてくるような鬼気迫る迫力は、まさに名刀の所以だと感じました。お忙しいにもかかわらずすべての展示物を丁寧に分かりやすく解説していただいた杉本館長に感謝する次第です。
刀剣の展示は、解説無くしては成り立たないほど難解で奥の深いもの。私と同じ“にわか刀剣ファン”の女性や子供達にも興味を持たせる解説をこれからも望むところです。

最後に…。地元漁協さんが運営する、はまぐりプラザの「はまぐり定食」は値段もリーズナブルで最高でした!
(鳥羽水族館副館長 若井嘉人)
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