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初心者向け古文書講座 〜授業編〜
こんにちは。
桑名市博物館のS.A.です。

古文書講座第1回目が終わりましたので
授業の内容を少し振り返ってみます。

〜授業編〜
①資料配布
『天文七曜登運録 巻之三』のプリント、
テキスト1〜2ページ分の翻刻文をプリントにて配布。


②くずし字クイズ
クイズにしたのは「地名」・「数字」・「人名」・「役職名」・
近世文書ならではの読みのあるところ(被仰付候などの部分)を抜き出したもので、
ヒントなしで考えてもらいました。

手元の進み具合をみていると、6~7割くらい読めている人が多かったように思います。
その後、クイズの答え合わせをしながら解説をしていきました。


③アンケート
受講生の皆さんに下記の3つの点についてアンケートを取ってみました。
①くずし字勉強歴
②受講の動機
③目標など
→授業後に回収。


④辞書の引き方の話
自分自身、ゼミで古文書を読み始めた時には、
最初は辞書を引くことすら大変だったことを思い出します・・・。

読めない文字が出てきたら、
文脈の流れでどんな文字が入りそうか考えてみることが大事です。
それから文字の形・筆順などをよく見て字を類推していきます。

『くずし字用例辞典』は読みや扁から調べたり、ひらがなのくずし方も掲載されています。
加えて沢山の類例が載っていますので、とても便利です。
読めない文字がでてきたら、辞書を引いて探してみてもらうようにお話ししました。
辞書を引く中で、前後の文字も参考になることがありますよ!
面倒ではありますが、辞書を引くことが形を覚える近道なのかもしれませんね。


⑤テキスト本文の読み
いよいよ本文に入ります。まずは、翻刻しただけの活字状態で読んでもらいました。
返って読む字、ひらがな混じりの文、「候得共・・・」と続いていく文章などなど…。
苦戦しながらも、声に出して読んでもらう練習をしました。


⑥授業終了
古文書講座は全7回で、次回の授業は1ヶ月後です。
文字を読まない期間が開いてしまうと字の形を忘れてしまうので、
できるだけ定期的に文書を読んでもらうようにお願いをしました。
テキストの予習を宿題にして、授業はここまで。


回収したアンケートの内容を拝見しながら、次回の授業の準備に取り掛かりたいと思います〜。
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[2019/06/13 22:21] | 未分類 | コメント(0) | page top
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