桑名市博物館Sです。
先日まで函館ツアーの事をブログ記事に書いていたので、 なんだか冬を引きずっているような気分でもあったのですが、 4月を迎え、暖かい春の訪れを感じる日が増えてきましたね。 各館で春の展覧会がはじまっていて いろいろ行ってみたいところが多くて迷ってしまいますが、 今回はパラミタミュージアムにて開催中のM.C.エッシャー展 -再発見! 版画家としての魅力-を見学してきました! ![]() 無限に登り続ける(見方によっては降り続けている…)《上昇と下降》や、 永久的に流れ落ちる《滝》など、トロンプ・ルイユ(だまし絵)とも呼ばれるエッシャーの作品を ご存知の方も多いのではないでしょうか。 展覧会を通していくつかの発見がありましたのでご紹介します。 驚きポイント① 木版・リトグラフ・メゾチントなどの版画技法で、光と影を巧みに表現しています。 白と黒で表現された世界ですが、 平面作品の中に無限の奥行きがあるようにみえますw(゚o゚)w。 版木もぜひ見てみてください。 ペンや絵筆で書いた作品とはまた違う印象を受けると思います。 驚きポイント② エッシャーのトリック あり得ない3次元空間は、錯視の効果を利用していると知っていて見ても、 やっぱり惑わされてしまいますね~。 驚きポイント③ 独自の空間世界を描いた作品が多いのですが、エッシャーは自身が実際に見た自然風景から着想を得ていたのだそうです。 眼に映る不思議な現象をエッセンスにして、 エッジの効いた面白い作品を表現していたんですね。 作品を通して、 身の回りにある風景世界の面白さにも気づかされました。 作品をじっと見ていると、 不思議な空間に迷い込んでしまいそうな感覚になります。 この機会にエッシャーの奇妙な世界をぜひ冒険してみてください(((o(*゚▽゚*)o))) それから、焼き物の展示ケースには、 森有節の萬古焼が展示されていましたよ〜(*´-`)ノ ピンク色の腥臙脂釉(しょうえんじゆう)の作品は、 はなやかで温かい春の季節に合いますね~。 こちらの方もお見逃しなく! ***展覧会のご案内*** M.C.エッシャー展 -再発見! 版画家としての魅力- 期間:2019年4月5日(金)~ 5月28日(火) 場所:パラミタミュージアム(三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6) 休館日:会期中無休 開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで) 観覧料:一般1,000円(お得な4枚セット3,000円チケットもあります。) 大学生800円・高校生500円・中学生以下無料 詳しくはパラミタミュージアムのHPをチェックしてくださいね+.(*'v`*)+ スポンサーサイト
|
|
| ホーム |
|