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M.C.エッシャー展 -再発見!版画家としての魅力-@パラミタミュージアム
桑名市博物館Sです。

先日まで函館ツアーの事をブログ記事に書いていたので、
なんだか冬を引きずっているような気分でもあったのですが、
4月を迎え、暖かい春の訪れを感じる日が増えてきましたね。

各館で春の展覧会がはじまっていて
いろいろ行ってみたいところが多くて迷ってしまいますが、
今回はパラミタミュージアムにて開催中のM.C.エッシャー展
-再発見! 版画家としての魅力-
を見学してきました!

IMG_0084.jpg


無限に登り続ける(見方によっては降り続けている…)《上昇と下降》や、
永久的に流れ落ちる《滝》など、トロンプ・ルイユ(だまし絵)とも呼ばれるエッシャーの作品を
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
展覧会を通していくつかの発見がありましたのでご紹介します。


驚きポイント①
木版・リトグラフ・メゾチントなどの版画技法で、光と影を巧みに表現しています。
白と黒で表現された世界ですが、
平面作品の中に無限の奥行きがあるようにみえますw(゚o゚)w。

版木もぜひ見てみてください。
ペンや絵筆で書いた作品とはまた違う印象を受けると思います。


驚きポイント②
エッシャーのトリック
あり得ない3次元空間は、錯視の効果を利用していると知っていて見ても、
やっぱり惑わされてしまいますね~。


驚きポイント③
独自の空間世界を描いた作品が多いのですが、エッシャーは自身が実際に見た自然風景から着想を得ていたのだそうです。

眼に映る不思議な現象をエッセンスにして、
エッジの効いた面白い作品を表現していたんですね。
作品を通して、
身の回りにある風景世界の面白さにも気づかされました。


作品をじっと見ていると、
不思議な空間に迷い込んでしまいそうな感覚になります。
この機会にエッシャーの奇妙な世界をぜひ冒険してみてください(((o(*゚▽゚*)o)))



それから、焼き物の展示ケースには、
森有節の萬古焼が展示されていましたよ〜(*´-`)ノ
ピンク色の腥臙脂釉(しょうえんじゆう)の作品は、
はなやかで温かい春の季節に合いますね~。
こちらの方もお見逃しなく!



***展覧会のご案内***

M.C.エッシャー展
-再発見! 版画家としての魅力-


期間:2019年4月5日(金)~ 5月28日(火)
場所:パラミタミュージアム(三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6)
休館日:会期中無休
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
観覧料:一般1,000円(お得な4枚セット3,000円チケットもあります。)
     大学生800円・高校生500円・中学生以下無料

詳しくはパラミタミュージアムのHPをチェックしてくださいね+.(*'v`*)+
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[2019/04/16 14:48] | 未分類 | コメント(0) | page top
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