こんにちは。
桑名市博物館Sです。
現在当館では
「進みゆく日本画-近代を映す あまたの美-」を開催中です。
展覧会関連イベントといたしまして、展示解説やワークショップを実施しましたので、その様子をご紹介します。
◆ワークショップ◆絵はがきを飾れるミニ掛軸をつくろう!現在のおうちだと、床の間がないところも珍しくないのではないでしょうか。
今回は、本紙の部分に絵葉書を入れて飾れるようなミニ掛軸づくりに挑戦しました!

まずは日本画独特の表装である掛軸について、その特徴や構造について説明を行いました。
掛軸の中の、「一文字」や「中廻し」、「柱」・・・という名称など、普段聞き慣れない言葉かもしれませんね。

作業では、パーツごとに切り分けた和紙を順番に貼り合わせていきます。

軸棒を取り付けて完成です!
このタイプなら、お気に入りの絵葉書を入れ替えながら、
ご自宅でも飾って楽しんでいただけるのではないかなと思います。
みなさん上手にできました!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
近代の日本画においては、
掛軸から額絵へと装丁の形状が変化していく点について、
その変遷をみていただきたいところがあります。
掛軸・額絵ならでは良さ、その特徴など、
装丁にも興味をもってただくきっかけになったようで良かったです。
◆展示解説◆
今回は、3月10日(日)・13日(水)・23日(土)に展示解説を行いました。
↑キャプションの中には書き切れなかった作品のエピソードなどをお話しているところです。
館内を回りながら、作品の鑑賞のポイントをお伝えします。
関連イベントは終了しましたが、
「進みゆく日本画」は
4月7日(日)まで開催しておりますので、ぜひご来館くださいませ!
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