こんにちは。三重県博物館協会です。
3月6日(水)、三重県総合博物館にて、三重県博物館協会
平成30年度研修事業スキルアップ研修 技術研修(梱包研修)が行なわれました。(どうでもいいですけど、研修って何回言うねん)

三重県博物館協会では、会員館園の職員の
文化財取扱い技術の向上を目的として、毎年梱包研修を開催しております。
今回は
日本通運株式会社三重支店さんを講師にお迎えして、
文化財の扱い方から
梱包材の作り方まで様々な技術を伝授して頂きました。

写真は、講師の方がお皿を例に、展示する際の
テグスの掛け方を実演している様子です。
さすが日通さん、あらゆる博物館で数々の文化財を扱ってきただけあって、素早く、丁寧にテグスを掛けていきます…。
あっという間に、お皿がテグスで固定されました。これなら多少の地震が起きても、しっかり支えられているので安心して展示ができますね。

ですがこのテグス掛け、慣れていないと結構難しい作業です。
思うようにテグスが結べない…、どれくらい力をかけたらいいのか分からない…などなど。
このような文化財の取扱い・展示方法は、実際の現場では「今さら聞けない!」ということがほとんどなので、改めて基礎から教えて頂けて大変勉強になりました。
講師の日本通運株式会社三重支店さん、この度は本当にありがとうございました。
スポンサーサイト