こんにちは。三重県博物館協会です。
2月11日(月)、鳥羽商工会議所にて、 平成30年度ミュージアムトーク「生誕200年 松浦武四郎と幕末の伊勢・志摩」が開催されました。 (ちなみに、今回のミュージアムトークは鳥羽市教育委員会 人材育成講座「地球塾」との連携企画だったそうです。) ![]() 松浦武四郎といいますと“北海道の名付け親”として有名です。 しかし生まれは伊勢国一志郡須川村=現在の三重県松阪市ということで、実は三重県と深い関わりのある人物なんです。 家の前を伊勢神宮へとつながる伊勢街道が通っていたため、武四郎は“おかげ参り”の旅人を見て育ち、 その影響を受けて旅を志していきました。 71歳でその生涯を閉じるまで、武四郎は日本各地へ旅を繰り返す探検家でありましたが、 そのバイタリティーの高さは三重の地だからこそ育まれたのかもしれません。 そういえば、今年の春に松浦武四郎を主人公にした大変興味深いドラマが放送されるそうですね。 出演者が非常~に豪華ですので、個人的にとても楽しみにしています。 講師の松浦武四郎記念館 学芸員 山本命先生によると 「クランクアップ直後の武四郎役の俳優さんの姿が、武四郎が描いた自身の絵とそっくりだった」そうです。 武四郎は絵画が達者であり、旅をしながら見聞したことを記録して、多くの本を出版したことでも知られています。 (今でいう自費出版をしていたそうで、「多気志楼物(たけしろうもの)」と呼ばれ当時上方で流行したそうです。) 現在武四郎の肖像写真はおじいさん姿でしか残っていませんが、若かりし頃の武四郎はイケメンだったのかもしれませんね…。 そんな松浦武四郎をたたえる「第24回 武四郎まつり」が2月24日(日)に松浦武四郎記念館にて開催されるようです。 詳しくはコチラをご覧ください。 まつり当日は松浦武四郎記念館と松浦武四郎誕生地が入館無料だそうです。 ドラマ放送前の予習にぜひお越しくださいね。 ・・・・・・・・・ 講師の山本先生、この度は貴重なお話をありがとうございました! スポンサーサイト
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