1月23日(水)、四日市市立博物館にて三重県博物館協会の研修が開催されました!
研修に参加させていただきましたので、その内容を少しご紹介します。
今回の研修は、
大阪市経済戦略局 髙井健司先生を講師にお迎えし、
「博物館を元気にするために ~身近なデータ分析・評価から改善へ~」博物館が目指すべきゴール(目標)を達成するために、何をしていく必要があるのか。
自己評価の方法と、ゴールまでの道筋を考えるヒントを教えていただきました!
①まずは現状を把握すること。三重県総合博物館の入館者の数推移やアンケート結果を元に、
分析方法・状況把握の例をご紹介いただきました。
三重県総合博物館は歴史分野だけでなく自然系をテーマにした展覧会も行っています。
入館者数というと数の多い・少ないという見方になってしまいますが、
展覧会の性格によって、その入館者層もやはり違うようです。
単なる集計結果だけでなく、その結果を複合的に分析していくと......。
なかなか興味深い実態が明らかになっていきます。
②分析結果を元にして、現状を評価し、適切な戦術・戦略をたてること。ゴール(目標)までの道筋を整理し、明確化することで行動すべき事柄が見えてきます。
ロジックモデルを使っての効率的な手法で結果にコミットする!
博物館運営のための、経営マネジメントの考え方についてご教示いただきました。
そうそう、入館者数のことでいうと、
展覧会会期が終わってからの結果の見直しだけではなくて、
会期中にも随時動向を確認しながら、どういう手を打っていくか考えると良いというお話もありました。
当館(桑名市博物館)でも、「うたう春、ものかたる秋」展を開催中(~2/10まで)ですので、
さっそく教えていただいたことを実践するチャンス・・・! ( ・`ω・´)
髙井先生、貴重なお話をありがとうございました。
研修後には、四日市市立博物館さんの展示を拝見させていただきました。
そちらのレポートはまた次回のブログで!
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