2019年1月16日、三重県博物館協会理事会が鳥羽市の真珠博物館で開催されました。
13:30からの会議でしたので、余裕をみましてお昼前に到着。折角なので鳥羽市内でランチを食べることにしました。
ちなみにこの日は風が強くとても寒く、南なの暖かいのでは…という希望を打ち砕かれてしまいました(´;ω;`)

鳥羽駅前はフェルメール風のあまさんが迎えてくれました。

駅前でいただいたランチマップをもとに井の頭五郎さんのように「俺の胃の中は完全にじぇじぇじぇなのだ」と呟きながらお店を探し、たたずまいが素敵なこの「ふるさと館」さんでいただくことにしました。

カキフライと悩みながらもエビフライ定食を選択。すごいボリューミーで税込み1,620円でした。
お腹も満たされましたので、少しお散歩がてらすぐ隣にある門野幾之進記念館へ。

門野は鳥羽の出身、鳥羽藩士の家に生まれ慶応で学び千代田生命などを創始した人。号は靄渓(あいけい)。門野のイニシャル I.K.のもじりです。ユーモアがありますね。
また門野の喜寿の祝いの際に慶応繋がりで犬養毅が参加しているのですが、どうもこの場で門野とキスをしているようです。北沢楽天が描いた色紙がありました。まさに”おじいちゃんずラブ”です。この喜寿の祝いは昭和7年(1932)4月。そう、翌年5月に犬養は暗殺されますのでそのひと月前のエピソードなのです。運命的ですね。
ちなみに鳥羽には”鳥羽の三賢人”というのがおり、その内の一人が近藤真琴です。近藤真彦ではありません黒柳さん。
その近藤真琴は鳥羽藩士で、五反田にある攻玉社を作った人です。航海術の教官でしたので、明治8年には航海測量習練所をつくり、明治14年には鳥羽分校を作っています。これが今の鳥羽商船です。明治六大教育家の一人としても知られています。
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