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月僊展@名古屋市博物館
今回は名古屋市博物館で開催中の月僊(げっせん)展の紹介です。

三博協ブログでどうしてお隣愛知県のことを…と思われるかも知れませんが、実は愛知・岐阜・三重の三県の博物館協会は東海三県として毎年交流集会を開催しており、普段から仲良し県なのです。

しかも月僊!ゴッホより普通に月僊が好き!という方もいるのではないでしょうか。

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月僊は名古屋生まれですが伊勢・寂照寺の住職として活躍した画僧で、神宮徴古館や三重県立美術館、桑名市博物館にも多くの作品が収蔵されている三重県ゆかりの人物なんです。

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今回は「尾張三河と月僊」という展示説明会(いわゆる講演会)に参加して、月僊の生涯や影響を与えた人物について1時間ほどのレクチャーを受けました。特に仏教内部の改革派との関りは、単なる画僧という評価だけではなく、その生きざままでかかわってくるとても面白い位置づけだと思いました。

また寂照寺は千姫菩提寺です。千姫は豊臣秀頼のあと桑名藩主・本多忠刻に嫁いでいますので桑名ともゆかりが深く、その点も興味深く拝聴しました。

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月僊を振り返る大規模な回顧展です。ぜひこの機会にご覧ください!1月27日まで。

特に仙人図などは江戸時代のアベンジャーズに見えて来ますので楽しくご覧いただけるかと思います。

ギャラリートークが新年1月4日から6日まで各日13時から開催されますのでぜひご参加ください。

詳細は

http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji181215.html

をご覧ください。

抽選でお味噌のプレゼントが当たるイベントもあるのでぜひ!

□おまけ
説明会終了後、たまたま某美術館の美人学芸員とお会いしたんですがその方はお味噌を当てていたのでなんと強運…!と思いました。有馬記念本線が4着5着の私とは比べ物にならぬ引きの強さ…(^-^;)
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[2018/12/25 17:37] | 未分類 | page top
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