久しぶりの事務局からの書き込みです。
本日、桑名市博さんのご協力もあり、三重県博物館協会40周年記念展の撤収作業が完了いたしました。 みえむオープンの準備と前面での混雑の整理、三博協の補助金の申請と調整、三博協記念展の実行、三博協の体制移行、全国博物館大会の調整などふくめぶっ通しだった仕事も本日から、少しはおちつきそうです。また、最近本ブログへの書き込みも、容易なネット環境にやっともどりました。とはいえ、みえむの次の展示「開館記念企画展第3弾 でかいぞ ミエゾウ!~化石が語る巨大ゾウの世界~」の設営に、昨日私がそのままなだれこんでしまい、本日は全国博物館大会の事前調整で外回りをしていましたので、お礼かたがた記入することもできず、失礼いたしました。 まずは、来ていただいた来場者の方、協会加盟館の皆様にお礼申し上げます。 とはいえ、担当者としましては、今回の展示は、特にここからが本番だと考えております。昭和53年から約20年間県内全域を駆け巡った、全国的にも珍しいとりくみである三博協の移動展示、そして今回の合同展示について、その長所・短所について、反省しつつまとめ上げていく作業が必要になってまいります。 2年前にこのワーキングでは、滋賀県の事例を聞くべく、講師をお招きしWGで研究会を催しましたが、今回の展示の結果を皆さんが分析できるように、当館で集めましたデータを集計する必要があります。まずは、その作業を事務局でおこなうように準備している次第です。 また、今回の展示では、各館の個性あふれる展示技術がそれぞれのゾーンでさく裂していました。そして、展示会場では、日ごろ見ない他館の展示設営の状況をそれぞれ見ることとなり、いろいろな会話が生まれていました。私も浅い経験ですが、いろいろな資料を扱う施設で、これまで仕事をしたり、様子を見てきましたが、各施設、それぞれ独自のこだわりや技術をもっておられます。これをまじかで相互に見ることができる機会というのはそうそうございません。博物館に深いかかわりのある人なら、ご存じのとおりですが、「博物館・美術館・資料館・水族館」といってもその中身は各館でかなり異なっております。これをお互いにのぞき見れたはとても得難い機会だったのではないかと思います。 こんな意外な機会を生み出したという点や、逆にもっとこうすれば事務局や各参加館は楽だったのに・・・といったアイデアや指摘なども集積していく必要があろうかと思われます。 また、今回県内博物館のあゆみや三博協の移動展についてパネルとしてデータを集めましたので、それらを増補するような情報を、本ブログで掲載していければと考えております。 とにもかくにも、皆様ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願い申し上げます。 スポンサーサイト
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