●マクマレン・ジェームズ「荻生徂徠、松平定信と寛政期の孔子崇拝」(『日本思想史研究』45)
定信絡みは抑える必要があります。寛政異学の禁の理解を深める。 ●大久保純一『浮世絵出版論』(吉川弘文館) 昨年浮世絵展をやったので参考に読みました。「出版」という現実的要素が浮世絵にどのように関わったのかが明らかになる。 ●小林真利奈『蔦屋重三郎と寛政の出版統制』(寧楽史苑58) 寛政期の出版は定信の意向が働く。定信vs蔦屋。手鎖。 ●中島貴奈『大田南畝の長崎探索』(『長崎』下) そんな中飄々と過ごす南畝はいい感じです。宮仕えはかくありたし。 ●西光三『将軍徳川慶喜の御印判製作過程と御用達町人』(日本歴史784) 幕末モノは抑えておきたい。面白い視点。 ●内山幹生「日本相撲司の成立」(『熊本史学』97) 吉田司家は昔『月刊相撲』で読みました。神事としての相撲の要素を見出すならば当然神主も必要。 ●「東海大地震からアーカイブズをどう守るべきか」(『名古屋大学大学文書資料室紀要』21) 近年注目を集める震災学。史料類の東海大地震への備えも必要。 ●箱石大編『戊辰戦争の史料学』 幕末モノはやっぱり多彩。 スポンサーサイト
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