みなさんこんにちは。
日付をすぎてしまい、早速ローテーションの水曜日ではなく、木曜日の更新となってしまいました… これから、水曜日を担当致します。どうぞよろしくお願いいたします。 今回は先日おじゃました、愛知県美術館で開催中の展覧会をご紹介します〜 ●印象派を超えて ー点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまでー 今回のお目当てはジョルジュ・スーラの《ポール=アン=ベッサンの日曜日》。 水面にうっすらと映り込む建物の影や、分割主義の秘密を探るべく、 前に後に移動しながらじーっと作品を見つめていました。 近づいてみると、やわらかな色の表現にも、何種類もの色が 用いられていることがわかります。 また、点描の1点1点が色彩の理論に基づいておかれているため、 それぞれの色が互いを引き立て合いながら、個としての役割を果たして いるようでした。 色の残像をみてしまう、人間の視覚の特徴を利用した光や色の表現は、 是非展示室で、ご自身の目で確かめてみてください。 なお、こちらの展覧会では、水玉模様のものを身につけて行かれると、 入場料が100円引きとなる水玉割引があります! 水玉ファッションで展覧会を満喫してみてはいかがでしょうか。 ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○ それから、点描の作品をみながら思い出したのですが… 染め物の道具で、渋紙に模様を彫り貫いた伊勢型紙にも、 点の集合で模様を表現するものがあります! ちいさなちいさな点を一つずつ画面におとして模様を描く 「錐彫り」の型紙は、点の連なりと疎密の具合で表した、 模様の立体感や濃淡の表現がみどころです。 現在、四日市市文化会館第1展示室にて、 「重要無形文化財 伊勢型紙展」が開催されています。 展示期間は3月9日(日)までですので、どうぞお見逃しなく。 錐彫りの他にも、道具彫りや突彫り・縞彫りの彫刻で施された 型紙の世界もお楽しみください。 期間中には彫刻の実演が行われており、 3月8日(土)・9日(日)には染色の実演があるそうですよ! 伊勢型紙協同組合のFacebookでは活動の様子がアップされていますので、 こちらもご参考になさってください。 スポンサーサイト
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