展示室にあらわれたアイツ、とは…

コイツでした。なんか歯茎むき出しのケシカス君みたいやな、とか思ってたんですが壁面にいきなりこれ出てきたらびっくりします。
完全にプロジェクションマッピングですやん。どうなっているかというと、

ガラス面の行燈ケースに置いてあった立て台などが反射してケシカス君になったというワケ。
こうしたトラブルを抱えつつ、作業は進行。台を入れて、展示物を入れて、外から見て場所決めして…。
キャプションも打ち出してガラスに貼って(見易いと好評)、解説パネルは印刷打ち出しだけ頼み後はコチラで貼りパネに貼っちゃう。(貧乏館だからね)ここらへんのテクニックはうちのS木が職人芸を見せてくれるのでもうお任せだ。
出来上がったパネルを打ちこんでいく。ガラス面の目隠しも今回は自分たちで行う(貧乏館だからね)。

…はがれてくるというパニック状態にも陥る。この後改良したので大丈夫だったが、どうにも担当者の仕事が甘い。
あいさつ文(うちはこれはちょっと特殊な感じで頼んでる)もかけて、ライティング。スポットはLEDなので、温白・電球色の組み合わせで決めていく。
そうこうしているウチに目録の印刷。これは役所の簡易印刷機を使用する(貧乏館だからね。ただ直前まで展示物入替が出来るというメリットもあるぜ~♪)。
広報に投げる書類の作成。そうそうHPも作らないと(自分ところで作って広報に上げてもらう方式)。
協力者の方へのポスター発送やご近所へのポスター配布も協力してやってもらい…、今回出品している作品の寄贈者の方には案内ハガキを出さないと。
急きょ展示するようになったギャラリー側のキャプションの手伝い。
子どもチャレンジシートは臨時職員の方へお任せ。また難しいのを作ってくれるのかな?
館内展示の最終チェック。なんか本当にバタバタといろんな仕事をしたがようやく初日である。
明日からの(もう今日だけど)「薩摩と桑名」、興味のある方はぜひご来館下さい。
ところでやっぱり展示は「人」が出る。多分全く同じモノとスペースを与えられても、人によって全然展示方法は違うものである。
全く同じ資料と空間(覗ケース1個でも)を用意して、どのように並べるのかを比べてみる(キャプションのデザインも含めて)企画は見てみたい。こういうのを一度三博協でやってみるのも面白いかも。題して「展示の鉄人」。
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