事務局のO田です。
先日、私用で鳥羽市の庫蔵寺へ行く用事がありましたので、その足で志摩市歴史民俗資料館の円空さんの展示を、こっそり見てきました。 庫蔵寺も絶景のパワースポットといったところで、文化財のお堂が凛とたたずんでおりますので、また皆さんハイキングがてら訪ねるとよろしいですよ。 紅葉の庫蔵寺(観光三重のHP) さて、話題を元に戻して、展示室には数名のお客さんがおられ、ワイワイとお話しされていました。昨年度移動展示の時もそうだったのですが、志摩市の企画展は展示室でのコミュニケーションが一つの持ち味かもしれません。さて、内容ですが、一緒に行った人間が、立神と片田の大般若の書き込み絵のタッチの差に、びっくりしておりました。地元の人間だったので、複雑な心境になっていた模様です。私の地元は、円空仏がひっそり置かれている津市の閻魔堂のほど近く。この彫刻は写真パネルで張りだしてありました。「これを比較して楽しまな」と思ったもののどうやら造形の美のセンスが私には…。 あと、私が気になったのが立神の薬師堂の模型です。伊勢工業の生徒さんがつくりあげて、収めたそうです(10月模型の寄贈が新聞記事になっていました)。学生時代、歴史とは全く関係ないアルバイトで立神の集落を2日間歩き回ったことがあったのですが、その時は何も歴史的な事前勉強をせずにいったので、休憩時間もたくさんあったのに見どころを見ずじまいでした。その時、もう少し考えて行動すればよかったなと反省ひとしおです。特に、薬師堂はいま存在しないので…。 と、休日を過ごしましたが、翌日休みを終えて職場にゆくと、少し前にわが館の人間も数名、円空展へこっそり行った模様。事務のHさんと、展示行ったよという話をし、図録についても話が及び、円空展示の話で盛り上がりかけました(そのネタをこのブログに頂こうと、思った矢先に、別の話で横やりが入り…話が中断…。ああ、このブログ記事のオチをここで考えようと思ったのになにもないぞ…。)ということで、書き込みはこれで終わりです。 これを書いてしまうと、平等性からして、私は他のワーキングメンバーの館の展示をレポートしなくては…。実は、どの展示も個人的にとても行ってみたい展示ばかり、何とか時間をとって頑張って書いてみたいなと思います。 スポンサーサイト
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