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【鳥羽水】クリスマスイベント <ぼのぼの×鳥羽水族館>バルーンツリーXmas のお知らせ
最近、寒暖差が激しく体調管理が難しいですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

前回の私の投稿が7月夏の「カエルとイモリの天気予報」だったこともあるのですが、今年は特に秋が短かったこともあり、これからご紹介するクリスマスイベントは、私にとって季節の移り変わりの早さを特に感じさせます。
今回は、12月1日(日)から開催される、鳥羽水族館とっておきのクリスマスイベントをご紹介したいと思います。

 その前に皆さん、「ぼのぼの」というキャラクターをごぞんじでしょうか?ラッコをモチーフにした「ぼのぼの」というキャラクターの主人公が、森の仲間たちと繰り広げるユーモアとやさしさあふれるコメディ漫画です。実は鳥羽水族館は今年6月から1年間、この「ぼのぼの」の著作権を持つ制作会社と提携し、様々なイベントを行なってきました。
前置きが長くなりましたが、さっそく今回のイベントを紹介しましょう。

タイトル
 〈ぼのぼの×鳥羽水族館〉バルーンツリーXmas
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① 2023年鳥羽水族館クリスマスイベントイメージ

②
② エントランスホールに設置されたバルーンツリー

開催期間中エントランスホールには”ぼのぼの”とのコラボバルーンツリーが登場します。バルーンで作られた大きなツリーは迫力があり、ぜひこの前で記念撮影をおすすめします。

また、12月23日~25日はジュゴン水槽にサンタダイバーが登場。バルーンツリーが設置されているエントランスホールには、ぼのぼの君もやってきます。
今年は鳥羽水族館で、ぼのぼの君と素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。

【期間】2023年12月1日(金)~2023年12月25日(月)
【場 所】エントランスホール、Hゾーン「人魚の海」
【参加料】 入館料のみ必要

詳細はこちらから

(若井嘉人 わかい・よしひと/鳥羽水族館)
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[2023/11/26 22:00] | 未分類 | page top
【斎宮歴博】発掘調査成果
11月14日の東海三県博物館協会研究交流会では、活発な意見交換が行われました。今後の博物館の未来を考える上での問題点や課題の共有が図られ、何より、一番の目的である「交流」ができたことが大きな成果であったと思っています。

大きな成果ということで、斎宮歴史博物館の今年最大となるトピックスを紹介させていただきます。
当館では、平成元年の開館以来、斎宮跡の発掘調査を続けており、今年度の発掘調査は博物館の南側の近鉄線路沿いで調査を行っています。

①史跡斎宮跡(第205次1区)の発掘調査地点
① 発掘調査地点

これまで、飛鳥時代や平安時代の斎宮の中心となる建物跡は発見されていましたが、奈良時代の斎王の宮殿は発見されていませんでした。
今年度の前期調査は、夏の猛暑や雨で工程が遅れていましたが、念願であった奈良時代の斎王の宮殿の中心建物と考えられる建物跡を発見しました。

この建物跡は、二つの建物を繋いで一つの大きな建物にする双堂(ならびどう)を立て、その外側を囲む廂(ひさし)の空間があり、全国的にも例がない特異な構造となっています。
また、規模についても、これまでに斎宮跡で発見された建物跡の中で最大のものです。

②正殿(北上空から)
② 奈良時代正殿跡         

③廂説明資料
③建物の想定図

これまで判明していた飛鳥時代と平安時代を繋ぐ、奈良時代の斎王宮殿域の構造と変遷が分かり、斎宮寮の設置や伊勢神宮との関係を考える上でも重要な成果となると考えています。

現在、埋め戻しておりますが、その西隣で11月下旬から後期の発掘調査を行います。
そこでは、前期調査で見つかった正殿の西側の廂や斎王に関連する出土品の発見を期待しているところです。
発掘調査中は現地を見学できますので、是非、お立ち寄りいただければと思っています。

(大西宏明 おおにし・ひろあき/斎宮歴史博物館)
[2023/11/19 22:00] | 未分類 | page top
【武四郎】松浦武四郎記念館で展示「メナシのアイヌとともに生きる~加賀伝蔵、松浦武四郎、南摩綱紀~」が好評開催中です。
 松阪市の松浦武四郎記念館です。
当館では11月26日(日)まで、「メナシのアイヌとともに生きる~加賀伝蔵(かが でんぞう)、松浦武四郎、南摩綱紀(なんま つなのり)~」展を開催しています。

写真1IMG_2282 (7)
【写真1:展示室の様子】

この展示では、松阪市から約1900kmも離れた北海道東部、野付(のつけ)半島のある別海町(べつかいちょう)から資料をお借りしており、松浦武四郎が、幕末に野付半島にいた秋田出身の商人・加賀伝蔵に宛てた手紙には、興味深いことが記されていますので紹介します。

松浦武四郎は、幕末の弘化2年(1845)から安政5年(1858)にかけて、6度に及ぶ蝦夷地調査を行っています。6回目の調査で、北方領土の一つである国後島(くなしりとう)へ渡る拠点とされていた野付半島を訪れた武四郎は、商人の加賀伝蔵と出会い、交流を深めます。武四郎は蝦夷地調査を終えた後も江戸で活動しながら、伝蔵と手紙をやり取りしており、お互いに信頼しあえる仲だったのでしょう。

武四郎は伝蔵宛の手紙の中で、「鮭のすずこ」を一樽送って欲しいと何度もお願いしています。「すずこ」とは「スジコ」のことで、鮭の卵であるイクラが膜に包まれた状態を指します。

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【写真2:加賀伝蔵宛松浦武四郎書簡】

北海道で獲れた鮭は、塩漬けにされて本州へと運ばれましたが、冷蔵・冷凍技術がなかった当時、「すずこ」は江戸でどれだけお金を出しても手に入らなかったようです。そこで、伝蔵は毎年武四郎のために、鮭を十匹と「すずこ」一樽を送ってくれたようで、武四郎はそのお礼に自分の出版した本や地図を、伝蔵に贈りました。

現代では冷蔵や冷凍することで、北海道からイクラを取り寄せることができますが、そうしたことができなかった当時、腐らせないよう塩で包んでから運んだのでしょうか。樽にいっぱい詰まった「すずこ」が送られてくると、武四郎はさっそくいろいろな人たちに配り、もらった人たちはご飯にイクラをのせて食べ、北の珍味に舌鼓を打ったことでしょう。

11月18日(土)、19日(日)は、関西の博物館や美術館が無料で見学できる「関西文化の日」により、松浦武四郎記念館と松浦武四郎誕生地は無料でご見学いただけます。

また、両日は松阪市文化財センターはにわ館、松阪市歴史民俗資料館(小津安二郎松阪記念館)も無料で開館し、その期間に学芸員からの挑戦状という共同企画も開催し、挑戦状に記されたミッションをクリアした各日先着50名様には、それぞれの館のオリジナルグッズをプレゼントしますので、ぜひご来館ください。

写真3(松浦武四郎記念館用)学芸員からの挑戦状
【写真3:学芸員からの挑戦状チラシ】

 この展示は11月26日(日)に終了し、27日(月)から30日(木)まで展示替えのため休館させていただいた後、12月1日(金)から来年1月28日(日)までは、「武四郎の出版活動」展を開催し、さまざまな著作を出版した武四郎の姿を紹介しますので、どうぞお楽しみに!

写真4-1松浦武四郎記念館展示「武四郎の出版活動」チラシ表

写真4-2松浦武四郎記念館展示「武四郎の出版活動」チラシ裏
【写真4:展示「武四郎の出版活動」チラシ】

 松浦武四郎記念館ホームページ 
 ※フェイスブック、X(Twitter)、インスタグラムでも情報発信中

(山本 命 やまもと めい/松浦武四郎記念館)
[2023/11/16 22:00] | 未分類 | page top
【四博】廃物利用のジオラマ
「この家はね、廃棄された平成時代のゴム印を再利用してるんですよ。屋根瓦はダンボールの芯を使ってます」
「地面の土はね、おが屑を着色してます」
「道路は特別展で使ったパンチカーペットの残りです」
「線路の柵は百均で買ったプラスチックの籠を切って色を塗りました」
「プラットホームの駅名板はマッチ棒を組み合わせて作りました」
「茶畑のお茶の木は人工芝を細く切って畝に見立ててます」
「桜並木の桜の木は、針金で芯を作って、細かく千切ったピンクのスポンジを
ボンドでくっつけました」
「踏切の板は赤福の経木箱をバラして細く切ってから貼り付けました」

内部線ジオラマ②

私たちが「昭和展」と呼んでいる冬の恒例展示のテーマは

「昭和のくらし、昭和の一隅」

博物館の昭和世代も私を入れて数人となったため、私がリアルタイムで体験したことを平成世代のスタッフに伝えることも含めて、毎年展示の仕方に知恵を凝らしている。

 中でもいささか自画自賛になるが、昨年、私が休日に趣味で製作したジオラマを展示したところ意外にウケたので、さらに手を入れて今年も展示することにした。

内部線ジオラマ①

四日市の誇るナローゲージの内部線(現あすなろう鉄道)をメインに、昭和30年代の日永駅をイメージした畳1畳分のジオラマの土台は、使い終わった木製パネル。お金をかける代わりに手間をかけた。
日頃から何でも「捨てないで!」と取っておく私を白い目で見ていたスタッフも、ちょっとは見直してくれたのではないだろうか。

「開館30周年記念 特別企画展  昭和のくらし 昭和の一隅」
      2024年 1月2日(火) ~ 3月3日(日)

(森拓也 もり・たくや/四日市市立博物館)
[2023/11/15 22:00] | 未分類 | page top
【三重県博】四字熟語や百人一首にもトリが・・・
現在、三重県総合博物館(MieMu)では第35回企画展「鳥のひみつ調べ隊! みて・きいて・ふれて」を開催しています。

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館蔵資料を中心に生物としてのトリの特徴や、絵画・工芸等に取り上げられた鳥など(生物としての鳥はカタカナの「トリ」で表しました。生物としての人も「ヒト」とカタカナ表記する場合が多いです)、自然系、人文系、民俗系を含めた展示を行っています。トリの剥製や骨格標本をはじめ、鳴き声や絵画などさまざまな展示を行っていますので、「みて・きいて・ふれて」トリの秘密を調べてみてはいかがでしょうか。来館お待ちしています。

さて、今回は趣向をかえてクイズを出してみましょう。四字熟語や百人一首に含まれるトリを取り上げてみます。まずは四字熟語から。カッコ内に入るトリにちなんだ漢字は何でしょうか。

夫婦の契りや男女の仲睦まじさを表す「(A)之契」(Aには漢字2文字が入ります)、「比(B)連理」、美人のたとえの「沈魚落(C)」、月と太陽、あるいは時間をあらわす「金(D)玉兎」、「白兎赤(D)」(どちらも同じ漢字が入ります)、あまり良い意味ではないが「陶犬瓦(E)」、「(E)鳴狗盗」(どちらも同じ漢字が入ります)。トリにかかわる熟語やことわざなどは他にもたくさんあります。興味があれば調べてみては。

次に、百人一首に出てくるトリについて。こちらは番号と詠み人を挙げてみます。「3.柿本人麻呂」、「6.中納言家持」、「62.清少納言」、「78.源兼晶」、「81.後徳大寺左大臣」。いかがでしょうか?

ちなみに、四字熟語の答えはA:鴛鴦、B:翼、C:雁、D:烏、E:鶏です。また、百人一首の答えは、3:「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」、6:「鵲(かささぎ)の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」、62:「夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ」、78:「淡路島通ふ千鳥の鳴く声に幾夜寝覚めぬ須磨の関守」、81:「ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ残れる」でした。

答えに出てくるトリはいずれも今回の企画展で剥製標本を展示しています。ぜひ現物を見てください。

(守屋和幸 もりや・かずゆき/三重県総合博物館)
[2023/11/05 22:00] | 未分類 | page top
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