こんばんは。ご無沙汰しております、桑名市博物館元職員のK.Mです。
当館で絶賛開催中の特別展・本多忠勝と桑名、前期展示もいよいよ明日まで。名物 桑名江の里帰り展示と刀剣男士桑名江の等身大パネルも残り1日となりました。 「するならもっと早よう!」とツッコミが入りそうですが、当館の展覧会の宣伝にまいりました。 前期展示は明日までですが、展覧会自体は11月28日(日)まで開催していますので。後期展示もどうぞよしなに。 本展覧会には中務正宗、黒糸威胴丸具足を含め、合計64件(展示替え含む)が出品されています。 国宝、重文など展覧会のポイントとして挙げられるアレコレももちろんなのですが、個人的にはあまり取り上げられていない気がする、新出史料の文書辺りを地味に推していきたいです。学生の頃、近現代文学の場合、死後10年くらい経っている作家だと資料が大体出尽くしていて研究しやすい(卒論を書いている最中に新出資料が出て、論をひっくり返される虞が少ない)、というような話を聞いたことがありましたが……400年くらい経っていても出てくる時は出てくる。ちょっとしたロマンですね! あと、野太刀鐔。透かし彫りにされている文字の意味が気になります。今の翻刻と違うように読めないかとか、逆さ歌的な? などと考えながら、行く度にケースの周囲をぐるぐる回っています。謎はまったく解けていません。うーむ、分からん。 関ヶ原合戦図屏風(右隻)と名物 桑名江、太刀 銘 包永の展示は明日まで。後期には違う作品資料に替わりますので、ご覧になりたい方はお気をつけくださいね。 また、本展覧会の図録(1000円)、刀剣乱舞の2022年のカレンダー、忠勝公モチーフのグッズ(現在在庫切れ多数の模様)、くはないなちゃんのグッズなども絶賛発売中です。ご来館の記念(?)に、いかがでしょうか。 先ほどポツポツと雨が降ってまいりました。桑名江の里帰り展示が終わることを惜しむ方達の遣らずの雨ですかね。 明日は晴れ予報。笑顔でバイバイできますように。 |
| ホーム |
|