こんばんは。桑名市博物館の元職員・K.Mです。
連日のように県内の新型コロナの感染者数が過去最多と報道され、週明けからは飲食店に営業時間の短縮要請が出されるのだとか。 さて、そのような折ではございますが、当館では本日より初夏の企画展が始まりました。「能ある鷹は文化を残すー松平定信の文化史ー」「越川の文化交流ー長島藩主増山雪斎と桑名ー」「刀剣コレクションⅠ」の3本立てです。5月30日までの予定ではございますが、新型コロナウイルスの感染状況次第で臨時休館となるおそれもございます。ご来館の前に、よろしければ桑名市のホームページ等で最新の情報をご確認ください。 また、桑名市の方針として、現在、県外にお住まいの方にはイベントへの参加を避けていただくようお願いしているところでございます。(桑名市のイベント開催基準等はこちらでご確認ください。4月24日現在、「4月20日付」(5月5日まで適用)の基準が公開されています。) 感染状況が1日も早く落ち着いて、お店や舞台などの営業短縮だの休止だのの要請が取り下げられますように。 何はともあれ、当館で開催中の展覧会を少しだけご紹介いたします。 |
本日は鳥羽水族館の企画展のウラ話をひとつ。
当館には「イベント委員会」という組織があります。 各部署から選出された委員が毎週日曜日に集まり、イベントや企画展の構想を練ったり運営担当者を決めたりするのです。 一番の大仕事は、次の企画展では「どんなことをやるか?」という部分、言い換えればテーマです。 乱暴な言い方ですが、これさえ決まれば後は何とかなるのです。 今春の企画展の構想もいつものように数カ月前から準備が始められていました。 いつものように委員らが考えて来た内容を持ち寄るのですが、どう言うわけかいつも秀逸なアイディアを出してくれるのがきまってNさんなのです。 ある日、私がその秘密を彼に聞いて見ると思わぬ答えが返ってきたのでした。 じつは彼の強力な秘密兵器がなんと自分の子供達だったのです。 Nさんは企画展のアイディアに困ったときは決まって子供たちに問いかけるそうです。 今回のテーマもそんな子供たちの“一言”によって生まれた企画展の一つだったのです。 純粋な子供たちの感性は、凝り固まった我々の脳みそをはるかにしのぐ素晴らしい宝物だったのですね。 皆さんもアイディアに困った時は、一度身近にいる子供たちに助けを求めてみてはどうでしょうか? ということで、鳥羽水族館では現在春の企画展「にゅるにゅるトゲトゲ生物の謎」を5月9日まで開催中です。詳細はぜひこちらをご覧ください。 ![]() 企画展全景です。 ![]() お馴染みチンアナゴ。 ![]() イガグリガニです。 (若井嘉人/鳥羽水族館) ----- 確かに専門に凝り固まった頭には、子どもたちの純粋な感性が色々刺激になるかも知れませんね。企画展の良いヒントになるのではないでしょうか。 ぜひCOVID-19の感染拡大防止にご留意の上、鳥羽水族館をお楽しみください。 |
こんばんは。桑名市博物館の元職員、K.Mでございます。
気づけば花は盛りを過ぎ、斎宮歴史博物館さんの斎王ゆかりの古典文学(再)、石水博物館さんの天神さまと梅、当館の新収蔵品展も今週末で閉幕! なんてこと! 新型コロナの感染者数がまた増えてきていますが、気をつけるべきことに気をつけて、展覧会は展覧会として、ぜひお楽しみください。 そう言えば、当館から歩いていけるくらいのところにくりまろさんがお店をオープンなさったそうです。 (この時ご一緒だった方ですね。) かわいらしいお店のようですよ。 という宣伝をしつつ、本日は更に宣伝を。 |
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