現在桑名市博物館では株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブ様と共催で
「Go through! ―ヴィアティン三重、2020年の軌跡―」 を開催しております。今期は惜しくもJリーグ参入は叶わなかったヴィアテイン三重ですが、必ず次こそは上がってくれると信じています。激闘の2020年をぜひ桑名市博物館で振り返って下さい。歴代ユニや獲得トロフィーなど、内容はJ1級ですよ! そこで今回はJFL参入後のヴィアティン三重の成績を振り返ってみたい。 ヴィアティン三重は、JFに所属しているサッカーチームで、Jリーグに入ることを目標としているチームである。 その為には、JFリーグに所属している全16チームの中、上位4位以内に入らなければならない。これまでのヴィアティン三重の上位4位以内のチームと下位4位以内のチームとのそれぞれの対戦成績を比較してみた。(Hホーム Aアウェイ) 2017年にJFLに初参加 JFL4位以内に入ったチームとの勝敗 2017年の成績 1位 HondaFC. H● A● 2位 ラインメール青森 H● A△ 3位 ソニー仙台 H〇 A● 4位 FC大阪 H〇 A● 上位4位との通算成績 2勝5敗1分 上位4位との平均勝点 0.875点 13位 MIOびわこ滋賀 H● A△ 14位 ヴェルスパ大分 H● A△ 15位 プリオベッカ浦安 H〇 A〇 16位 栃木ウーヴァFC H△ A△ 下位4位との通算成績 2勝2敗4分 下位4位との平均勝点 1.25点 1位のHondaFCと2位のラインメール青森に一度も勝つことが出来ず。 他の4位以下のチームとの対戦成績は5勝10敗7分 勝点22。 通算7勝15敗8分 勝点29の12位でシーズンを終える。 2018年の成績 1位 HondaFC H●A● 2位 FC大阪 H〇A● 3位 ヴァンラーレ八戸 H●A△ 4位 ソニー仙台FC H●A● 上位4位との通算成績 1勝6敗1分 上位4位との平均勝点 0.5点 13位 FCマルヤス岡崎 H〇A〇 14位 ホンダロック H〇A● 15位 流通大ドラゴンズ龍ヶ崎 H△A〇 16位 コバルトーレ女川 H△A〇 下位4位との通算成績 5勝1敗2分 下位4位との平均勝点 2.125点 この年も1位のHondaFCには勝てなかったが、2位のFC大阪には勝つことができた。しかし、他の残りの2チームには勝てず厳しい成績となった。下位4チームとの対戦成績は6勝1敗1分 勝点19と優位に戦いを行っていることがわかる。 勝ち数が負け数を上回り、シーズンを終える。5位以下のチームには勝ち越したので、チーム力が間違いなく力をつけていることがうかがえる。 通算9勝8敗13分 勝点40の11位でシーズンを終える。 2019年の成績 1位 HondaFC H△A● 2位 ソニー仙台FC H●A△ 3位 FC今治 H●A● 4位 東京武蔵野シティFC H●A△ 上位4位との通算成績 0勝5敗3分 上位4位との平均勝点 0.375点 13位 ラインメール青森 H〇A△ 14位 奈良クラブ H●A〇 15位 松江シティ H〇A〇 16位 流通大ドラゴンズ龍ヶ崎 H〇A〇 下位4位との通算成績 6勝1敗1分 下位4位との平均勝点 2.375点 この年は、1位のHondaFCだけでなく、上位4チームに全く勝てず、厳しい結果となったが、他の4位以下のチームには、10勝6敗6分 勝ち点36点。で大きく勝ち越しているので、確実に力をつけ、戦力が整いつつあることが伺える。ただし、上位4チームに勝てる様に、もう1ランク上の力をつける必要があることも痛感させられる結果となる。だが、この先、J3に昇格出来る希望が見えてきている。 通算成績は10勝11敗9分け 勝点39の10位でシーズンを終える。 2020年の成績 1位 ヴェルスパ大分 H● 2位 テゲバジャーロ宮崎 H△ 3位 ソニー仙台FC A〇 4位 HondaFC A△ 上位4位との通算成績 1勝1敗2分 上位4位との平均勝点 1.25点 13位 奈良クラブ A● 14位 高知ユナイテッドSC H● 15位 ラインメール青森 A〇 16位 FCマルヤス岡崎 H〇 下位4位との通算成績 2勝2敗 下位4位との平均勝点 1.5点 2020年はコロナの影響があり、試合数は通常の半分の15試合のみとなった。 1位のヴェルスパ大分には勝てなかったが、他の3チームには負けず、初めて上位4チームとの対戦を5割で終え、他の5位以下のチームにも5勝5敗1分の勝点16点で終えることが出来た。この年は最終戦に勝っていれば、又、あと1勝していれば、4位以内に入れたが惜しくも最終戦で敗戦をしてしまう。通算成績は6勝6敗3分 勝点21の6位でシーズンを終える。 今年は本当に惜しいところでシーズンを終えることとなったが、順位が大幅に上がり、J3に上がれるのか、来シーズンに物凄く期待が持てる結果となった。 ・・・それにしてもHondaFCとソニー仙台強すぎじゃない?。 上位陣との勝ち点も、2020年は変則的とはいえ平均勝ち点が1をこえ、これまでとはまた違った手応えが出てきたのではないかと思われる。来季のヴィアティン三重に大きく期待したい。 |
早いものでもう師走。
11月は新聞やニュースでも報じられている通り、伊勢志摩地方は地元三重県や近隣県からの遠足や修学旅行の団体で結構にぎわっていました。当館も新型コロナ感染拡大防止の観点から入館制限中だったのですが、それでも小学生の団体が所狭しと館内を走り回っていました。 特にお土産コーナーでは、地域共通クーポンを握りしめた生徒たちがここぞとばかりに、目を輝かせて大きなぬいぐるみや自宅へのお土産を買い求める様は我々にとっては正直ありがたい(?)光景でした。(笑) さて当館では12月に入り恒例のクリスマスイベントが始まりました。ツリーを見てコロナ禍で疲れた心と体を癒してもらえればと思います。期間及び内容は以下からご覧ください。(若井) クリスマスイベント 「ビリビリツリー&水中サンタのプレゼント」 ![]() |
こんばんは。桑名市博物館元職員のK.Mです。
当館で開催しておりました特別企画展「三重刀剣紀行 甦る村正の煌めき」も先週末に無事閉幕。 いつもならそのまま年明けまで館内整理と展示入れ替えで休館なのですが、今年度はパネル企画展「Go through! ―ヴィアティン三重、2020年の軌跡―」が12月8日(火)~13日(日)まで6日間開催されますので、今頃はお借りしていた作品の返却と展示準備が同時進行、みたいな状況かもしれません。 閉まっているからって、決して遊んでいられるわけではないのです!(前にも書いたような気もしますが、大事なことなので何度でも書きます!) 12月1日号のメルマガで案内がありましたが、2階展示室では「獅子と牡丹でエール」展を開催するそうです。 タイトルから推測するに、出品されるのは日本画や絵付けされた焼き物とかなんでしょうか……? 過去にレスリング展を開催したことがあるとは言え、普段はスポーツを主題とした展覧会をしているわけではない当館です。 サッカーやヴィアティン三重さんをきっかけに当館に初めて足を運んでくださった方と博物館の、あるいは反対に普段サッカーに興味がないご来館者様に興味を持っていただく機会になると良いなー、と部外者ながら思っております。 期間は短いですが、よろしければヴィアティン三重さんの今シーズンの歩みを当館でぜひご覧ください! と、散々宣伝をしたところで、漸く本題。 12月6日(日)に閉幕する、名古屋市博物館さんの「模様を着る」展に、先日駆け込みで行ってまいりました。 ![]() 会場、写真撮影OKで、あちこちからシャッター音が聞こえてきていたのですが、うっかり撮り忘れてしまいましたので、画像は目録の一部です。 着物で行くと割引があったからか、素敵なお召し物の方が会場内に散見されて、そちらも目の保養でした。 閉幕が近いからか、平日にも関わらず、思っていたよりも人手は多かったです。 そして、展示品が、多い! 事前に聞いてはいたのですが、本当に多かった。 染め、織り、刺繍、さまざまな技法が使われているものや、裂の見本帳みたいなのとかもありました。 個人的には、文学を専攻しておりましたので、やはり『伊勢物語』や『源氏物語』など文学作品が絡んでくると、他の作品よりも気になってしまいますね。 八橋とかきつばたで『伊勢物語』「東下り」→わかる かきつばたの表記で「燕子花」というのがあるから燕→わかる かきつばたと燕で『伊勢物語』「東下り」→八橋どこいった??? ……なかなか面白い発想デスヨネー。 図録を購入後、常設展も駆け抜けるように拝見。 鏡を見て「わー、鹿男あをによし思い出すわー」とテンション上がりました。 教職国語科の課程を履修している同期や後輩が枕詞の「あをによし」を知らず、彼らの指導教授が打ちひしがれたり、説明したら「あぁ、だからあをによしで鹿なんだ!」「奈良をすっ飛ばすなー!」みたいな会話を2度ほどしたりしたのも良い(?)思い出です。干支一周してたとか……気にしない……! 因みに、名古屋市博さんのあと、三菱UFJ銀行貨幣資料館さんへまいりました。 ![]() 今回知ったのですが、貨幣資料館、移転なさるのですね。浮世絵のコーナーは今年いっぱいで休室だとか。 そして、行ってから気づく。 スタンプラリーの冊子、忘れてきた……! 愛知・岐阜・三重の三県でやっているスタンプラリー。スタンプ2つから応募できるけど、違う県で押さなくちゃいけないそうで……県内のはまた集め直そう、と新しい冊子をいただいたのでした。 今後は忘れないように、スタンプ台紙の部分だけ切り取って、お財布の中にでも入れておくことにいたします。 |
| ホーム |
|