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横光利一と川端康成@三重県立美術館
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文アルパネルも展示中!

・横光利一は「文学の神様」と呼ばれた。
・横光の母の実家が柘植。
・横光、日記にイラストを書いているけどなかなか絵心ある。
・横光の旧制中学時代の詩、早熟さを感じさせる
・上野高校同窓会の資料は中々興味深い。こうした資料探索は素晴らしい。
・横光と川端の書簡が展示。色分け(横光は赤、川端は青)もされていて読み下しもあり親しみやすい。
・川端康成の中学時代のあだ名は? 答;するめ
フクロウとちゃうんや・・・。
・横光の手紙はなかなか面白い。「いかが?」から始まる手紙なんてそうない。
・横光の代表作『日輪』は衣笠貞之助が映画化しているが衣笠も三重の人。
・パネルに長方形に落とすスポットかっこいい。
・舞台や映画といった総合的な芸術活動を新感覚派として捉える展示構成も目を引く。
・金属板縫い付けた装幀とか完全にアレである。
・川端の愛した浅草カジノのチラシ、エクスキューズとして医学生理学が持ち出されるのも時代の雰囲気を伝える。
・横光のフランス行きの際の通訳は岡本太郎。
・1937年版『雪国』の装幀は芹沢銈介。
・1944年5月27日付横光→川端書簡「不平をいふつもりはないが、君にだけは不平ばかりいふつもりだ」という文章に両者の信頼がうかがえる。
・東山魁夷の作品や国宝十便十宜図も出品されています。
・12月16日までですのでぜひおでかけください!
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[2018/11/30 20:52] | 未分類 | page top
11.09_三重県博物館協会研修事業(澄懐堂美術館)
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11月9日午後、協会行事の施設見学会で澄懐堂美術館。参加者8名で訪問しました。昨年、四日市駅前から水沢(すいざわ)の地に移転、ここは二峰山本悌二郎の収集品を引き継いだ猪熊信行氏の住まいだったところで、もともとこちらが本拠地。駅前ビルにあった美術館に較べれば展示スペースは限られますが、そのかわり、遮るガラスなしに作品を鑑賞できる、国内でも、あるいは世界的にも稀有な美術館となって再開されました。

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学芸員の井後尚久さんのご案内で米萬錘、張瑞図、金冬心など明末清初の名品を拝見。これはもう収集家の個人宅に招かれたような至福の時間というべきでしょう。秋の展示はまもなく終わり(18日まで)、次回は春季展。アクセスは四日市駅前から宮妻口行きのバスで、美しい茶畑の中を抜けて40分。水沢西条下車すぐです。(松月清郎)
[2018/11/25 10:36] | 未分類 | page top
研修のご報告
三博協では、10月に展示の方法について実際に展覧会の作業現場を見て学ぶ“展示研修”が開催されました。


なんと、今年は初の2回開催!
第1回は10/4 斎宮歴史博物館にて、第2回は10/26 鈴鹿市考古博物館にて開催されました。


展覧会開催直前にも関わらず、担当の学芸員さんに展示のこだわりや工夫を丁寧にご教示頂き、大変勉強になりました!




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斎宮歴史博物館での研修の様子。



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鈴鹿市考古博物館での研修の様子。



他館の展示準備現場を見学できるのは貴重な体験ということもあり、皆さん真剣に話を聞いていますね…。




☆なお現在、斎宮歴史博物館では
逸品~エントランス無料企画展示~「第4回 斎宮にも馬がいた~斎宮出土の馬具・馬歯~」
※12月28日(金)まで


鈴鹿市考古博物館では
企画展「中世陶器の魅力-椎山の中世陶器part3-」
※12月2日(日)まで




↑↑↑↑それぞれ開催中です。
是非三重にお越しくださいね♪
[2018/11/23 21:20] | 未分類 | page top
松坂城1588-2018@松阪市立歴史民俗資料館
「松坂城1588-2018」看板

こんにちは。松阪市立歴史民俗資料館のS山です。

11月3日より、特別企画「松坂城1588-2018
~天下人も認めた武将 氏郷の城~
を開催しています!

初代城主の蒲生氏郷(がもううじさと)の関係資料から、
築城~現在に至るまでの松坂城に関する資料をたくさん展示しています。

城好きな方もそうでない方も!!、ぜひぜひご来館ください(^∇^)ノ
[2018/11/09 18:16] | 未分類 | page top
松浦武四郎展@三重県総合博物館
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三重県総合博物館で開催中の松浦武四郎展です!

北海道の名付け親として知られる武四郎は実は三重県の人なんです。

11月11日までです!その日は桑名市博物館で村正2展の展示解説(13:30~)もあるので三重においでよ!
[2018/11/05 22:55] | 未分類 | page top
東海三県博物館協会研究交流会
はじめまして、こんにちは。松阪市立歴史民俗資料館のS山です。(初投稿です!)
ご報告が遅くなりましたが、10月19日にありました東海三県博物館協会研究交流会に参加してきました。
これは愛知県・岐阜県・三重県の各博物館協会が集まり、様々なテーマの事例を報告して相互交流を図る会です。今年は岐阜県高山市の飛騨高山まちの博物館さんで行いました。

今回のテーマは
①ミュージアムレスキューの現状と今後
②小規模館だからこそできる取り組み
の2つあり、各県から1人ずつ事例報告をし、その後ディスカッションという流れでした。

①については、三重県は災害対策用の基金があること、未指定文化財のレスキューなどに注目されていました。
その他、各県での取り組み成果などを報告いただきましたが、長くなるので割愛します。(^◇^;)
ただ、ミュージアムレスキュー自体どの県もまだ新しく課題も種々あり、これからさらに進めていこうという気持ちが感じとれました。

②については、三重県の事例として当館の取り組みを発表させていただきました!
愛知県、岐阜県さんも出張資料解説や子どもと子どもにかえりたい大人のための講座など、それぞれ面白い取り組みをされていました。自分の発表の中でも言った言葉ですが、「手作り」というワードがしっくりくるような気がします。
また、特別講師として小規模ミュージアムネットワークの高田さんにも事例報告をしていただきました。
「ささやま宣言」はきっとどの小規模館にも当てはまると思います。

以上、簡単ですが報告させていただきます。


ちなみに来年は三重県が担当だそうです!


東海三県博物館協会研究交流会発表風景
[2018/11/01 18:47] | 行事報告 | page top
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