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『桑名日記・柏崎日記』の紹介
三重県指定文化財の『桑名日記・柏崎日記』(桑名市博物館蔵)が、

3月31日(月)の

■三重テレビワイドニュース
 17:40~18:00、21:55~22:15

で紹介されます。※予定は変更となる場合があります。

機会があればぜひご覧ください!
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[2014/03/30 09:31] | 未分類 | page top
ギャラリートークを行いました。
桑名のスズキです(*^_^*)
3月23日(日)桑名市博物館にて、「薩摩と桑名」・「日本画 春の陣」の
ギャラリートークを行いました。
今回は、2つの企画展の同時開催ですので、
「春の陣」担当の博物館職員o原さんと分担での展示解説です。

展示解説1
↑「薩摩と桑名」コーナーの解説を担当しました。

展示解説2
↑「日本画 春の陣」の展示を担当したo原さんによる解説です。

桑名市博物館メールマガジンの案内を見てお越し下さったお客様もおられ、
皆様、展示解説を熱心に聞いてくださいました。
ありがとうございます!

展覧会もいよいよ残すところあと10日。
展示台の設置や、照明の取り付けなど、
このあいだ展示作業をしたと思ったら、もう展示期間も終盤です。

まだご覧になってない方はどうぞお見逃しなく。
一度お越し下さったお客様も、ぜひまたお越し下さいませ。
お待ちしております!

⚫︎「薩摩と桑名」同時開催「日本画 春の陣」
桑名市博物館にて、4月6日(日)まで。

[2014/03/27 01:44] | 未分類 | page top
もうすぐ春ですね。
桑名のスズキです(*'▽'*)ノ
この度はお休みをいただきまして、東京の展覧会へ行って参りました。

画像は、途中で立ち寄った浜離宮恩賜庭園の菜の花畑です。

浜離宮

庭園にはお散歩を楽しむ方々が多くおられました!
2月には大雪の日もありましたが、このごろの昼間のぽかぽか陽気に
春の訪れを感じますね。
春は桜の花だけではなくて、梅やスミレ・チューリップなど、
その他にも多くの植物が花を咲かせる季節です。
桑名市博物館の近くにある九華公園の桜も、少しずつつぼみが膨らんできています。

冷たい風が吹く日もありますが、春のお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
[2014/03/19 23:54] | 未分類 | page top
とってもワクドキ「行って、見よう!博物館」3/17放映分
明和町歴史民俗資料館でした!

西村篤史館長が黄色いエプロンでご案内されていました。

明和町漁業の特産は「ひじき」!全国一位なんですね~。

擬革紙なども中々面白そうな資料です。続いて文化財技師の乾さんから斎宮出土遺物についての解説。

面白い土器の形でした。

中江さんからも「ドキドキしました」頂戴しました。ありがとうございました。


スタジオでは「ア・ターブル」担当の吉田映子さんがご出演で展覧会のご紹介。

眼鏡っ娘として人気がでそうとのことです。(番組より)

稲葉さんから「まるで女子会みたい」頂戴しました。ありがとうございました。


花粉症で集中力の欠如した美容師に髪を一気に切られ髪型がワカメちゃんになってしまった某美人学芸員が、

「お腹減ってるときに行ったらお腹なるで!(`・ω・´)」

と言ってらっしゃいました。

お腹すかせて行ってみてくださいね!

そのあとはもちろんボンビヴァンで御食事を!←是者ステマ尓不有也。
[2014/03/19 20:30] | 未分類 | page top
博物館巡りの話
桑名のスズキです!
先日、博物館のアルバイトさんたちと、三重県立美術館・鈴鹿市伝統産業会館にいってきました。

以前3月3日の記事に紹介もありましたが、
ポスター・チケット等のデザインがすてきです(*^^*)
バゲットを食べる時に一口分ちぎるように、
チケットを切り取ってもらうようになっています。

「ごはんだよ!」と呼ばれるままに、展示室へ入って行くと、
画家の目を通して画面に書き写された食材や、宴を楽しむ人々が描かれた作品に、
引き込まれて行きました。

1章の章立てのなかでは「静止画」を例に紹介されていましたが、
お客さんに楽しんでもらうように食卓を準備することは、
「展覧会」を作る中で、作品を一つ一つを選び、構成を組み立てて、
展示室に飾り込みをしていく作業とも重なるのではないかなと感じました。
作品の良さを引き出すための、担当学芸員さんのアレンジは
展示室で見てこそ味わうことのできるものだと思うので、
今後ともいろいろと出かけて行きたいと思っています。(^^)

●ア・ターブル!-ごはんだよ!食をめぐる美の饗宴-
三重県立美術館 2014年5月6日(火)まで。




午後からは鈴鹿市伝統産業会館へ見学に行ってきました。
「津駅」から近鉄名古屋線 普通電車で、最寄り駅は「鼓ケ浦駅」です。
(型紙商人寺尾家の住宅が資料館となっている、伊勢型紙資料館への最寄り駅は「白子駅」です。)

鼓ケ浦駅で下車し、鼓ケ浦海水浴場方面へ10分ほど歩いて行くと、伝統産業会館に着きます。
こちらでは、鈴鹿墨と伊勢型紙の制作工程を紹介する展示コーナーと、実演スペースがあり、施設内を見学したあとに、渋紙に模様を彫る体験(無料)をしてみました。


伊勢型紙


体験では、数種類の中から好きな模様のしおりを選んで、彫刻刀の代わりにカッターで模様を彫ります。
職人さんの実演を見ている時には、そうは見えなかったのですが、実際に彫ってみると、まっすぐ線を引くことや、丸くカーブしているところ等、滑らかに刃を動かすことが難しいことがわかりました。
無事に模様を完成させる事が出来ましたが、小紋柄を彫り抜いて行くには相当の集中力と刃物を扱う技術が必要なんですね…!

体験のものは20分ほどで彫り上げる事ができますので、
ぜひみなさまも挑戦してみてくださいね!

[2014/03/16 02:56] | 未分類 | page top
感動した話
殺気立つ年度末にちょっと感動した話を。


実はウチで購入を考えている史料があるんですけど、幕末モノで、洋紙の手紙なんですね。


しかもあまり状態が宜しくない。というよりむしろ悪い。


和紙の一枚紙とかなら修理の業者さんの心当たりもあるけれど、さすがに洋紙はないなぁ…と思い、こういう時は専門家へ!と考えて、竹橋にある某国立館へ問い合わせのメールをしました。これこれこんな状態なんですけど、どうでしょう、と。ご意見下さい、と。


その方々には、むかーし研修で教えてもらって名刺交換をしたコトがあったんですが、あちらは国立館で、しかも偉いさん。さらに「神の手」レベルにまで達してる。業界的には完全にフリーザ(最終形態)。


なので、まぁ1週間くらいしてからこっちから電話してみるも何の話だっけ、みたいなリアクションは正直覚悟していた。
というのも大体国立館の対応というものはそういうものだという感覚があるからね。


無論全国から問い合わせは来るだろうからしょうがないんだけれども…。


ところが。


メールを送ってわずか数分後に「国立某館のAです~」って対応早ッ((((;゚Д゚)))


完全にミッターマイヤーやん。


そして懇切丁寧なご指導をいただくことが出来ました。ありがとうございました!


三博協(仮)blogは、竹橋の国立某館を応援しています。
[2014/03/14 22:58] | 未分類 | page top
とってもワクドキ「行って、見よう!博物館」3/10放映分
津市美杉ふるさと資料館さんでした。

中村宏さんが説明をされていました。

美杉といえば北畠。渋いです。

中世の三重を考える上では欠かせない存在ですからね。

三重県のミュージアムが紹介される三重テレビの「わくドキ!」をぜひチェックしてみてください~。

☆北勢ミュージアム情報
●桑名市博物館
「薩摩と桑名/日本画春の陣」 ~4月6日まで。

●朝日町歴史博物館 常設展

●四日市市立博物館 常設展

●四日市市文化会館
「四日市萬古展」 ~3月16日まで
 こないだチラッと拝見してきました。色々珍しいものが出ていましたよ!

●澄懐堂美術館
「道教・仏教と人物の書画」 ~6月8日まで。

●パラミタ・ミュージアム
「20世紀フランス絵画展」 ~3月31日まで。

お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りください。
[2014/03/13 14:25] | 未分類 | page top
点描の世界
みなさんこんにちは。
日付をすぎてしまい、早速ローテーションの水曜日ではなく、木曜日の更新となってしまいました…
これから、水曜日を担当致します。どうぞよろしくお願いいたします。

今回は先日おじゃました、愛知県美術館で開催中の展覧会をご紹介します〜

印象派を超えて 
 ー点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまでー



今回のお目当てはジョルジュ・スーラの《ポール=アン=ベッサンの日曜日》。
水面にうっすらと映り込む建物の影や、分割主義の秘密を探るべく、
前に後に移動しながらじーっと作品を見つめていました。
近づいてみると、やわらかな色の表現にも、何種類もの色が
用いられていることがわかります。
また、点描の1点1点が色彩の理論に基づいておかれているため、
それぞれの色が互いを引き立て合いながら、個としての役割を果たして
いるようでした。
色の残像をみてしまう、人間の視覚の特徴を利用した光や色の表現は、
是非展示室で、ご自身の目で確かめてみてください。

なお、こちらの展覧会では、水玉模様のものを身につけて行かれると、
入場料が100円引きとなる水玉割引があります!
水玉ファッションで展覧会を満喫してみてはいかがでしょうか。


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


それから、点描の作品をみながら思い出したのですが…
染め物の道具で、渋紙に模様を彫り貫いた伊勢型紙にも、
点の集合で模様を表現するものがあります!

ちいさなちいさな点を一つずつ画面におとして模様を描く
「錐彫り」の型紙は、点の連なりと疎密の具合で表した、
模様の立体感や濃淡の表現がみどころです。

現在、四日市市文化会館第1展示室にて、
「重要無形文化財 伊勢型紙展」が開催されています。
展示期間は3月9日(日)までですので、どうぞお見逃しなく。
錐彫りの他にも、道具彫りや突彫り・縞彫りの彫刻で施された
型紙の世界もお楽しみください。

期間中には彫刻の実演が行われており、
3月8日(土)・9日(日)には染色の実演があるそうですよ!

伊勢型紙協同組合のFacebookでは活動の様子がアップされていますので、
こちらもご参考になさってください。


[2014/03/06 07:33] | 未分類 | page top
三重県立美術館「ア・ターブル」
三重県美さんのメルマガを購読しているのですが、今回はもう始まりましたけれど、「ア・ターブル」展の紹介でした。

なかなか面白そうな展覧会です。

こういう「企画」勝負のところは本当に学芸員の腕の見せ所(腕の振るいどころ?)で、今回のテーマは食事。

ポスターデザインもとても凝っています。ここらへんがこの美術館のセンスのあるところ。

本展は、このかけ声の下、誰もが親しみやすい食べ物と食事にまつわる様々な造形作品を集めて展覧し、食をめぐる美術の多様な世界を紹介します。(三重県美HPより)

出品リストを眺めてみましょう。実に様々なところから借りられています。

美専ルートを考えてしまうのが業界関係者の悲しい性ですが、いずれにせよ凄い数です。

西は九州熊本、東は栃木。こんだけの借用交渉(借用書作るだけでひっくり返りますね)気合の入り方が違います。

近隣の方はぜひ行って見て下さいね。展示替えもあるようですので「おかわり」もぜひ!

PS
リストを眺めた限り展示されていませんがきっと三木のり平先生の桃屋のイラストがどこかにシークレット展示されていて「リストに載ってないじゃないか!(`・ω・´)」というお客さまに対し監視員の方が「そちらは隠し味ですので…」と嗜める場面を期待しつつ。
[2014/03/03 22:45] | 未分類 | page top
「薩摩と桑名」展覧会が始まるよ⑥
展示室にあらわれたアイツ、とは…

P1140404.jpg

コイツでした。なんか歯茎むき出しのケシカス君みたいやな、とか思ってたんですが壁面にいきなりこれ出てきたらびっくりします。

完全にプロジェクションマッピングですやん。

どうなっているかというと、

P1140405.jpg

ガラス面の行燈ケースに置いてあった立て台などが反射してケシカス君になったというワケ。

こうしたトラブルを抱えつつ、作業は進行。台を入れて、展示物を入れて、外から見て場所決めして…。

キャプションも打ち出してガラスに貼って(見易いと好評)、解説パネルは印刷打ち出しだけ頼み後はコチラで貼りパネに貼っちゃう。(貧乏館だからね)ここらへんのテクニックはうちのS木が職人芸を見せてくれるのでもうお任せだ。

出来上がったパネルを打ちこんでいく。ガラス面の目隠しも今回は自分たちで行う(貧乏館だからね)。

P1140414.jpg

…はがれてくるというパニック状態にも陥る。この後改良したので大丈夫だったが、どうにも担当者の仕事が甘い。

あいさつ文(うちはこれはちょっと特殊な感じで頼んでる)もかけて、ライティング。スポットはLEDなので、温白・電球色の組み合わせで決めていく。

そうこうしているウチに目録の印刷。これは役所の簡易印刷機を使用する(貧乏館だからね。ただ直前まで展示物入替が出来るというメリットもあるぜ~♪)。

広報に投げる書類の作成。そうそうHPも作らないと(自分ところで作って広報に上げてもらう方式)。

協力者の方へのポスター発送やご近所へのポスター配布も協力してやってもらい…、今回出品している作品の寄贈者の方には案内ハガキを出さないと。

急きょ展示するようになったギャラリー側のキャプションの手伝い。

子どもチャレンジシートは臨時職員の方へお任せ。また難しいのを作ってくれるのかな?


館内展示の最終チェック。なんか本当にバタバタといろんな仕事をしたがようやく初日である。

明日からの(もう今日だけど)「薩摩と桑名」、興味のある方はぜひご来館下さい。


ところでやっぱり展示は「人」が出る。多分全く同じモノとスペースを与えられても、人によって全然展示方法は違うものである。

全く同じ資料と空間(覗ケース1個でも)を用意して、どのように並べるのかを比べてみる(キャプションのデザインも含めて)企画は見てみたい。こういうのを一度三博協でやってみるのも面白いかも。題して「展示の鉄人」。
[2014/03/01 00:30] | 未分類 | page top
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