12月16日は松阪市立歴史民俗資料館でした!
先ほどのブログでも述べられていた「おかげ参りと街道文化展」をMRYM館長が紹介されていましたね。 機織り体験なども楽しそうです。興味ある方はぜひお出かけください! スタジオでは三重県博…いや三重県総合博物館のNNTN館長さんが。ネクタイ柄をなぜ誰もイジらないんだろう…。 新しい博物館は来年4月19日開館。あと少しですね。 130401#01 本居宣長記念館 松阪市 130408#02 三重県立美術館 津市 130415#03 亀山歴史博物館 亀山市 130422#04 三重県総合博物館(仮) 津市 130429 お休み 130506#05 はにわ館 松阪市 130513#06 真珠博物館 鳥羽市 130520#07 マコンデ美術館 伊勢市 130527 お休み 130603 お休み 130610#08 海の博物館 鳥羽市 130617#09 ルーブル彫刻美術館 津市 130624 お休み 130701#10 大黒屋光太夫記念館 鈴鹿市 130708#11 伊勢現代美術館 南伊勢町 130715#12 松浦武四郎記念館 松阪市 130722 お休み 130729#13 高田本山専修寺宝物館 津市 130805#14 鈴鹿市考古博物館 鈴鹿市 130812#15 伊賀流忍者博物館 伊賀市 130819#16 熊野市紀和鉱山資料館 熊野市 130826 お休み 130902#17 伊勢型紙資料館 鈴鹿市 130909#18 桑名市博物館 桑名市 130916#19 神宮徴古館 伊勢市 130923#20 山田奉行所記念館 伊勢市 130930 お休み 131007#21 斎宮歴史博物館 明和町 131014#22 朝日町歴史博物館 朝日町 131021#23 尾崎咢堂記念館 伊勢市 131104#24 秤乃館 四日市市 131111#25 石水博物館 津市 131118#26 佐々木信綱記念館 鈴鹿市 131125 お休み 131202#27 三重中央農協郷土資料館 津市 131209#28 かめやま美術館 亀山市 131216#29 松阪市立歴史民俗資料館 松阪市 三重県のミュージアムが紹介される三重テレビの「わくドキ!」をぜひチェックしてみてください~。 |
松阪市歴史民俗資料館から、現在開催中の展覧会の近況報告が寄せられました。ご紹介いたします。
松阪市立歴史民俗資料館では現在、特別企画「おかげ参りと街道文化展」を開催しています。松阪周辺の街道文化と、当時のおかげ参りの様子を紹介する内容になっています。 「おかげ参り」とは、伊勢神宮への集団参詣のことを言い、最盛期には数百万人規模の群参が行われたそうです。参宮街道にあたる松阪も多くの参詣者であふれ、道を横切って向かいの家へ行くことすら困難なほど大いに賑わったと言われています。 今回の展示は、タイトル通りおかげ参りに関する資料のほか、松阪を中心とした街道文化に関する資料を多く展示しています。松阪市六軒町の「六軒茶屋之図」、「松坂遊里大双六」、松阪等の宿屋の「引札」などはぜひご覧いただきたいと思います。他にも、文政13年の年号が入ったおかげ参りの笠と柄杓や、宝永2年・明和8年・文政13年の3種類のおかげ参りの年の神異記なども展示しています。 【展示の様子】 ![]() ![]() ![]() 毎年、県外からの観光客が多く来館されますが、今年は特に遠方からのお客様が多いように感じます。伊勢神宮への参詣が目的で、その前後に松阪に立ち寄るという方も多いようです。最近は松阪市内のホテルも予約でいっぱいだとか…、やはり遷宮の影響なのでしょうか。伊勢神宮も今年はおかげ参りに匹敵する程の参拝客が見込まれるようですね。 松阪市立歴史民俗資料館の特別企画「おかげ参りと街道文化展」は平成26年2月23日(日)まで開催していますので、ぜひ足を運んでみて下さい。 松阪市立歴史民俗資料館HP |
では、最後になりました。県の博物館協会についてのご意見です。
・各県の協会の状況など、大変勉強になりました まずは、このようなありがたい意見がございました。一方今回の報告で足りなかったところとして、次のようなご意見をいただきました。 ・協会加入のメリットを示していただきたかった。 これに関しては、県規模の協会が災害時の対応に(たとえ書類だけであっても)取組むことが、メリットとしてあげられるように思います。これまで、災害関係の研修会や講演会などに何度か参加いたしましたが、文化庁、県教委のラインに県内の館園がいかにうまく接続するかが大規模災害時の鍵になっているようですので、協会が意欲的に取り組むべき課題のように思えます(あくまで私見ですが)。また、過去に三重県博物館協会も行っていたことがある様ですが、 ・協会員だと入館料が減免されるようにしてほしい というご意見もございました。三重県博物館協会では、相互視察をできるだけ行えるようにすれば、このあたりも解決するのではないかと考えております。一方、集会のあり方についてもご意見をいただきました。 ・学会のように研究成果を発表する会にするべき ・スキルアップ、講演会は館全体のことでなく、個人の意見・主張・能力にたよる所が大きいと思います。皆さんの感心のあることなので、それだけでも見せ場になりますが、やはり同時に館にどんな資料があるのかを周知させねば、個人が全てになってしまうのでは。 研究成果(当然ながら、これはきっと博物館学的なものも含まれるでしょう)の報告の場が地域ではあまりないというのは確かにそうです。東海三県規模ならばできるかもということからのご意見かと思いますが、確かにそうかもしれません。そして、館の具体の姿とあわせて実践報告が欲しいというご意見、これはごもっともです。次のような意見の解決策かもしれません。 ・各園館の規模、経営形態、分野のちがいが大きくあり、各館に等しく意義のあるネットワークをつくることのむずかしさも感じました。 先にまとめた、研修などのあり方などもあわせて考えると、館の展示や施設をみんなで見て、報告も聞いて、館に即した形で議論をするという場が皆さんが望まれている、集会なのかなと思われます。これは単純なようで、調整はなかなか難しいかもしれません。「会場と報告と展示と三つおねがいします」とは、なかなか事務局からお願いするのは難しいかもと躊躇してしまいます。ですので、そのあたり会場館の負担軽減になるような取り組みもあわせて考える必要があると強く思います。 さて、このだらだら書いたレポートの締めくくりは、これまたご意見から引用としたいと思います。 ・ネットワークづくりが重要であることの再確認 ・岐阜県の会長さんから座という言葉があったが、協会は、頼母子のようなものかもしれません。困ったときや、新しい事をしようと思ったときに、ネットワークを通じて協力体制ががとれる状況にしておくと、小さな規模の博物館でも、普段では行えない事業が見いだせるのではないでしょうか。県を超えたネットワークができると良いですね。 ・館の仕事としてではなく、協会の仕事は、自分の研修、ボランティア、勉強になるという考えでやらないとできないと思う。つまり、活動そのものが楽しくないと続かない。 |
では、アンケート結果も終盤になってまいりました。
直接、三重県博物館協会には関係はございませんが、「日博協やその支部に求められること」についてです。日本には全国の博物館の協会として「公益財団法人日本博物館協会」という組織があります。といっても、全部の博物館が加盟しているわけではなく、三重県内では、十数館が加盟している程度です。そして、これの下部組織として各地に支部が置かれており、三重県は近畿支部に属しています。なお、近畿支部の三重県の幹事館は皇學館大学研究開発推進センター佐川記念神道博物館が担っております。といいつつも、多種多様な館種の博物館を束ねる全国規模の組織でありますので、運営もいろいろ課題があり、現在日博協自体のありかたを問い直すような取り組みを自ら行ってられる状況です。その中で、我々の間の思っていることを書いていただきました。 ・資金的な支援と事務局の負担減 ・具体的技術の研修会(学芸員に必要な) 照明・保存科学・グラフィック作成・図録、チラシなどデザイン ・文化としての博物館シンパを作れるような日博協活動、博物館学としての活動 ・知の宝庫の博物館は社会に情報発信をするべきだ ・費用の軽減 ・最先端の博物館に関する情報の提供 なお、先ほど書いたように三重県は日本博物館協会近畿支部ですが、岐阜県・愛知県は日本博物館協会東海支部になっています。東海三県の博物館協会交流会自体は、日博協の枠組みを越えた存在といえます。さて、私自身、近畿支部の事務局を主担当で務めたことがございますが、なかなか位置づけが難しいというのが、幹事館、会員全体の思いでありました。日博協自体も公益財団法人化の中で支部をどう位置付けていくかという問題をクリアーする中で、専務理事さんをはじめとしていろいろ、ご努力してご説明されていました。 |
ここのところ更新頻度が高く、ありがたいです(笑)
12月2日は三重中央農協郷土資料館でした! 一志町のくらしを中心に紹介されていましたね。スタジオではMR館長から館のきっかけや活動についてお話されていました。 12月9日はかめやま美術館でした! OGR館長が木曽街道六拾九次や所蔵の浮世絵名品について興味深いお話を伺うことが出来ました。 130401#01 本居宣長記念館 松阪市 130408#02 三重県立美術館 津市 130415#03 亀山歴史博物館 亀山市 130422#04 三重県総合博物館(仮) 津市 130429 お休み 130506#05 はにわ館 松阪市 130513#06 真珠博物館 鳥羽市 130520#07 マコンデ美術館 伊勢市 130527 お休み 130603 お休み 130610#08 海の博物館 鳥羽市 130617#09 ルーブル彫刻美術館 津市 130624 お休み 130701#10 大黒屋光太夫記念館 鈴鹿市 130708#11 伊勢現代美術館 南伊勢町 130715#12 松浦武四郎記念館 松阪市 130722 お休み 130729#13 高田本山専修寺宝物館 津市 130805#14 鈴鹿市考古博物館 鈴鹿市 130812#15 伊賀流忍者博物館 伊賀市 130819#16 熊野市紀和鉱山資料館 熊野市 130826 お休み 130902#17 伊勢型紙資料館 鈴鹿市 130909#18 桑名市博物館 桑名市 130916#19 神宮徴古館 伊勢市 130923#20 山田奉行所記念館 伊勢市 130930 お休み 131007#21 斎宮歴史博物館 明和町 131014#22 朝日町歴史博物館 朝日町 131021#23 尾崎咢堂記念館 伊勢市 131104#24 秤乃館 四日市市 131111#25 石水博物館 津市 131118#26 佐々木信綱記念館 鈴鹿市 131125 お休み 131202#27 三重中央農協郷土資料館 津市 131209#28 かめやま美術館 亀山市 三重県のミュージアムが紹介される三重テレビの「わくドキ!」をぜひチェックしてみてください~。 |
では引き続きアンケート結果についてのべていきます。前回述べたことですが、多種多様な館を結びつけるためには、一工夫が必要という点について考えます。
全国博物館大会にしても東海三県博物館協会研究交流会にしても、三重県博物館協会の総会にしても各館のどのような立場の方が出席されるかということは比較的自由に思われます。ですので、ヒラで初めて参加すると、ヒラの私が館長さんと並んでいいのだろうか?といった不安感に襲われることも多いわけですが、実際何回か参加すると逆にいい機会に思えるかもしれません。一方、研修会は三重県博物館協会の場合ですが、実際に資料を扱う人々が集合するということとなることが多いかと思われます。その一方で、事務方向けの研修会を開いてほしいという要望もありますし、文化庁では博物館館長向けのマネージメントの研修を行っており、三博協理事の布谷さんも講師を務めておりますが、館長向け研修、館長会議なども求められるのかもしれません。 このあたりについていただいた意見は、以下の通りです。 【ネットワークの作り方の工夫】 ・スキルアップの一環で、交代で講演会をもっと多く学芸員が直接話す機会が増えたらよい。 ・情報交換会を研修とからめて、夕方以降でなく、開いてほしい ・ある程度分野を絞って交流の場があるとよい。3県の事例報告よりも、グループごとにわけて話し合いができるとよい。 ・博物館の今後のあり方、考え方の意見交換・新しいイベントの情報交換 ・上記におなじですが、学芸員(職員)同士の情報交換は今後の美術館、博物館の向上につながっていくと思います。 ・新人同様の者としては他館の館長さんに軽々しくごあいさつしてしまっていいのか不安がありますので、年齢や勤務年別の会合もあるとうれしいです ・上席者の方だけでなく、「ヒラ」の学芸員が集える場もほしいです。 ・仕事の内容を発表する機会にする。(ポスター発表会?)博物館は研究施設であることを自覚できる場にする。 ・相手が何をしている人なのかわかると話しかけやすくなる ・初参加でも、相手が誰かわかるように仕掛けをつくってほしい。自己紹介や、座席表など一歩踏み込んだものを。 ・20年以上前は必ず宿泊がついており、本音での話がじっくりできた。今はあまりに事務的、仕事になってしまった。 ・県立博物館を拠点としてますます津の活性化の一助になってほしいです(津はおとなしい 私も津の人間) 講演ではなく、各館のポスター発表を行い、フロアーで意見交換と情報交換を行うというのがいいのかもしれません。数年前はポスター発表がはやり、数年間にわたって各県ポスター発表を行っていたといいます。しかし、いざ発表者の選定となるとなかなか難しい様な気もいたします。最近の三重県の事例ですと、グループごとに話し合いをしたということもございます。また、自己紹介ですが、三重県博物館協会総会では情報交換会と称して参加館全員が話をするという恒例行事がございますが、これを東海三県でするとなかなか難しい様な気がいたします。宿泊ですが、前回三重県亀山で行ったのが最後になっています。いまの時勢からすると宿泊はなかなか難しくなっているのかもしれません。 これは、あくまで私見ですが、津で行うのならば11時ぐらいから始めて、 ①みんなが聞きたいような講演をどこかの講堂で1本 ②東海三県それぞれ持ち寄りでポスター発表と、チラシの交換会(各館のポスターも張りつける)をちょっと広めの空間で ③展示を見て ④最後に座談会 などをして、夜は情報交換会を行うというのがよいパターンかもしれません。 といっても仕込みは大変かもしれません。あと、単純で仰々しいし、ばからしいかもしれませんが、記念撮影というのも意外に重要な行為かもしれません。後で、顔を思い出せますので。 他にも単純なことで、みんなが得をするテクニックがあるかもしれません。 |
川越町の放送どうぞおたのしみに。
では引き続きアンケート結果についてのべていきます。 「地域の博物館協会の意義」交流事業に求められることです。 【大きなテーマとして】 ・共同展示・共同調査、広域イベント ・伊勢湾流域というか、何か共通テーマで何かできるといいのかな? ・新博物館の1階展示コーナーを半年に1回の各館が展示をしていくようにすればよいのではないかと思います。 以上の様な意見がございました。東海三県の博物館が集まって何かするという壮大なプランを、書いていただいた方もおられます。そして、具体的なテーマを出してこられた方も。伊勢湾流域ということは、木曽三川・伊勢湾を包むような広域イベント、調査ということでしょうか。 そして、東海三県の博物館協会のテーマとして取り上げてほしいものとしては、以下の通りのものでした。災害時の話は、すでに愛知県で2年前に行われていますが、継続して開催することが求められているということでしょう。そして、どこかの博物館自体を実際に見学しながら、それを肴に議論をするということが望まれているようです。なかなか、議論のたたき台になろうという館を見つけ出すのは難しいかもしれませんが、参加者としては非常に得るものがある会に思えます。三博協の研修会で意外に盛り上がったのが、キャプションの話です。研修会は、本来は全国の状況の報告会ということだったのですが、途中で話が完全に脱線し、いつの間にやらキャプションの文字や振り仮名をどうしているかという話で盛り上がっていました。こんな話題もいいかもしれません。 そして、何よりも、博物館の価値をいろいろな人にどのようにして認めてもらうか、といった話をする必要があるということも重要なことです。特に、博物館の社会的位置は、各館かなり差異がある中で話し合いをする必要があります。しかしながら、これも議論の仕方が非常に難しいわけです。どの話をするにしても、「あの館だからできるんだ、どうせうちは…」としてしまってはならないので共通のプラットフォームを議論の上で作る必要があるのですが、そのあたりのアイデアが必要になって来ると思われます。なにかよい手だてはないでしょうか。 来年以降考えていただくと、あるいは各県の協会の研修会でしていただくといいかもしれません。 【今後のテーマ・研修会の方法について】 ・接客、資料のこと ・来館者への対応。 ・災害時などの博物館相互のレスキュー、対策など ・社会との価値交換について、どう実現するのかのほうが大事と思います。 ・SNSの利用・活用について ・話題の、もしくは新たな、地道な取組みをしている博の見学+そこで事例を見ながらの勉強会、交流会 ・愛知県は研修が充実しているなぁと思いました。そういった事案のアイデアをもらう(提供する)場として活用する。 ・やや、内輪向けの話に終始されたような印象があります ・各館のもつ課題を他館に考えてもらい打開策をたてていく ・移動博物館の一種としてのスクールミュージアム(学校所蔵や地元の所蔵資料も含んで展示する)の研究など |
こんにちは。
川越町生涯学習課郷土資料館の鷹羽です。 このたびFM三重の「Weekend Cafe」に 出演させていただくことになりました。 テーマは「川越町の歴史・文化」です。 川越町指定文化財の祭りや川越にとって大きな転換点となった 伊勢湾台風、その他川越の歴史など、話題はさまざまです。 知っていそうで知らない川越町の歴史や文化について、 この機会に興味を持っていただけたら嬉しいです。 放送日は12月7日(土) 午前11:00~11:25 です。 ぜひお聞きください。 川越町郷土資料館では、平日の見学受付を随時行っております。 詳しくは川越町教育委員会生涯学習課(℡059-366-7140)まで お問い合わせください。 ☆FM三重「Weekend Cafe」番組HP☆ ☆ゲンキ3.net 「Weekend Cafe」☆ ☆川越町HP☆ |