先日8月23日(金)に第6回三博協ワーキンググループの会議が行われました。 だいぶ時間が経ってしまいましたが、会議の模様をご報告申し上げます。 今回の主な議題は、下記の2点でした。 ・9月12日(木)に新県博で行われる、東海三県博物館協会交流会の事前打ち合わせ。 ・三博協40周年記念合同企画展「我が館はここから始まった(仮)」について。 会議では、前回に引き続き、合同企画展の展示プランを元に、 三重県総合博物館の新しい展示室を想像しながら、 メンバーが意見を出し合って議論をすすめています。 展示の構成の変更等により、追加で資料の出品を依頼したり、 展覧会の運営に関して、作業の分担をお願いしたりする場合があります。 みなさま今後とも、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。 さてさて、今回のWGの会場は、県博の3階会議室だったのですが、 会議終了後、県博の中を探検させていただきました。 その探検の内容につきましてはまた改めてブログにアップさせていただきます。 スポンサーサイト
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いやはや、なんともドタバタで・・・
言い訳はさておきまして、事務局の書き込みが全くご無沙汰でございました。 この間、本務の県博の仕事も来年開館まで日数がなくなってきましたので、かなりバタバタと作業を行ってきました・・・。 もちろん、そればかりしていたかというとそうではなく、ちゃんと協会の事務局の仕事も行っておりました。遅れ気味ですが、東海三県の博物館協会の研修会の準備、来年度予定される三博協の展示の調整、三博協と関連する全国規模の行事の調整などドタバタとあわただしく過ぎてしまいました。 あっ、言い訳はさておきましてといいつつ、結局言い訳に・・・ こんなことで、全く書き込みが少なく、もうお一人の書き込みにたよりっぱなしでしたが、そろそろ前のワーキングの結果も含めて書き込み始めます。 |
皆さま暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日7月25日、津市の三重県立博物館におきまして、 第5回三重県博物館協会40周年記念ワーキンググループ(以下:WG)が行われました。 本日の会場は、県博の木造棟の方で開催とのこと。 県博のお引っ越しということで、平成26年度オープンの新県博への期待が膨らみますが、 学生の時には、県博にインターンシップでお世話になったり、 木造棟で襖の下張りに使われた古文書を調査したことがあったり… いろいろと懐かしく思い出しながら、会場に向いました。 ![]() ↑会議中の風景です。 WGでは、三重県博物館協会40周年記念事業の展覧会 「我が館はここから始まった」の開催にむけ、議論をすすめています。 (←ブログページ左側にあるカテゴリの「WG」から、これまでの活動をご覧いただけます。) 前回からのアンケートで集まった出品リスト上の資料名をみるだけでも、 人文系や自然系の資料などさまざまです。リストからは、たとえば東海道や 伊勢街道を中心とした旅のテーマなど、各館をつなげるトピックも見えてきました。 各館ご所蔵の資料が並ぶと、どのような展示風景になるのでしょうか。 実際に展覧会を開催するにあたり、新県博で行われる展示の構成や、 移動展のことなど、問題はまだまだ山積みです… 次回以降、展示ブランや資料の輸送方法など、さらに具体的に事項を詰めていきます。 また会議の中では、こちらの(仮)ブログの今後も議題となりました。 ブログは自体は、「(仮)」をとり、三博協の公式的なブログとして運営されていくとのことで、 WGのみなさまにも、記事の投稿をご協力いただくこととなりました。 シリーズ物の記事や各館発信の情報など… 記事の内容については、今後をお楽しみに(・o・)ノ なお、本日の第5回ワーキンググループには、松阪市立歴史民俗資料館のS山さん、 川越町郷土資料館のT羽さんもご参加くださいました! 会議にご参加の方だけでなく、関係者皆さまのご協力がなければできません。 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。 |
今後の予定としては、
①2月中に各会員館園が何を出品できるかアンケート ②3月には仮のカタログを作り、来年度5月に三博協総会で審議する という2点となります。 近日中にアンケートの雛形を郵送、あるいはメールにて送付いたします。「我が館はここから始まった」というテーマですので、館の履歴も記入いただくようにいたします。急な日程で申し訳ございませんが、各会員館園およびご担当者のご協力をお願い申し上げます。 これで確定ではなく、今後色々とワーキングからご相談させていただくこととなるかと思います。出品に関するご相談や、ご意見などございましたら、WGに連絡いたしますので事務局までお寄せください。それとともに、その他展示をつくりあげるうえで必要な分担決定や、今年度で予算執行できる展示の準備活動を実施していく必要があります。 なお、同時開催するイベントについても検討を進めております。同時に行うシンポジウムについては、「博物館の連携を考える」とし、いろいろな機会を通じて連携づくりをしていくこととします。例えば、従来からある東海三県の博物館協会の枠組みや、日博協の支部の枠組みなどが考えられます。目標としては、静岡、愛知、岐阜、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫、和歌山への呼びかけを行えればとなりました。 |
例えば、どんな資料の出品が想定されるかにも、話が及びました。
三重県立博物館ならば、開館のきっかけとなった昭和26年行幸時に展示され、現在も保管されている、熊や鹿の標本ではないか? 松阪市文化財センターならば、開館のきっかけとなった船形はにわではないか…。 もちろん、すべてワーキング内の案の段階ですが、こんな議論をしつつ、ワーキング参加館を中心に、現在出品票例を作成中です。 一方問題となったのが、開館をそのまま伝える資料がない場合はどうするのか、という問題です。結論的には、各館の特徴をあらわすような資料であれば、全体テーマと調和がとれるだろうという話となりました。例えば、この資料の展示から館の取り組みが変わったとか、このコレクション受け入れで館のその後が変わったとか、この品が館の特徴をよく表しているとか、という館の現在や館の歴史の通過点にまつわる資料でもよいということです。 また、1品なのか、コレクションなのかという問題についても、各館の判断にお任せして、一覧が出てから調整してはどうかという方向でまとまりました。 ちなみに、ワーキング参加館にも、現在のところ1品と写真パネルを出そうと計画している館と、資料群をまとめて出品する方向で計画している館があります。 今後の課題としては、美術品、民俗資料、自然資料など多種多様な資料が集合することからくる保存環境の問題をどうするかや、輸送の問題をどうするかが挙げられました。基本的には資料の種類によってゾーニングし、ケースなどを利用し、美術品出品の場合の環境のグレードに耐えうる配置とすること、各館の出品資料希望のアンケートの状況をみて輸送の問題を考えることが方向づけられました。 |