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1/23 三博協 四日市市博見学
1月23日(水)に開催されたマネジメント研修のあとは、
会場の四日市市立博物館で開催されている展覧会を見学しました。

開館25周年記念企画展
「昭和のくらし 昭和のまちかど」
四日市市立博物館 廣瀬学芸員に解説をしていただきながら展示を拝見しました。

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前半は三溝 力(さみぞ ちから)氏が収集したホウロウ看板コレクション、
後半には、ラジオやテレビをはじめとした家電製品等、暮らしの道具が展示されています。
昭和の街角にあった駄菓子屋さんや、茶の間の一角、学校の教室を再現したスペースがあり、展示室全体が懐かしい雰囲気に包まれていました(*^_^*)



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↑学習支援展示という事で、展示を利用した学校の授業も実施されているそうです。


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実際に道具に触れて体験してみるコーナーがあったり、ところどころに流行した言葉の掲示があったりと、その時代に親しみを感じることができ、展示を楽しむ事が出来ました!




四日市市博物館の常設展は古代から江戸時代、近代・現代へと時代の変遷をたどる展示となっています。
ジオラマの風景を見ていくと、道具や生活様式が変化していくさまが再現されており、
プラネタリウムで宇宙に目を向けると、科学技術も日々進歩していることがわかります。

アポロ計画で月を目指していたころから、今では宇宙旅行も現実のこととなりつつあり、
コンピュータが広く普及してからは、私たちの生活が変化するスピードもとても早くなっているように感じます。
・・・平成を生きる私たちのことも、「そんな時代もあったね」といつか話す日が来ることでしょう (´-`)。o0○

気づかずに見過ごしてしまうことも多いかもしれませんが、私たちの暮らしの中にある文化を見直してみると、面白い発見があるのかもしれません!




■開館25周年記念企画展
   「昭和のくらし 昭和のまちかど」
場所:四日市市立博物館
会期:平成31年1月2日(水)~2月27日(水)まで
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/museum.html

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↑プラネタリウムの方では、宇宙兄弟のプログラムが開催されているようですよ!


※企画展展示室内は撮影禁止ですが、今回許可をいただきまして撮影させていただきました。ありがとうございました!
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[2019/01/30 22:30] | 未分類 | page top
三博協理事会@真珠博物館【会議編】
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海上の真珠博物館へ向かいます。

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橋を渡ると真珠島です。

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御木本幸吉翁がお出迎え。大きいです!

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理事会のあとは新年会、ということで会長にご準備いただいたこちらのお店へ。
牡蛎のクリームパスタなどを美味しくいただきました!
[2019/01/27 23:32] | 未分類 | page top
1/23 三博協 マネジメント研修

1月23日(水)、四日市市立博物館にて三重県博物館協会の研修が開催されました!
研修に参加させていただきましたので、その内容を少しご紹介します。


今回の研修は、大阪市経済戦略局 髙井健司先生を講師にお迎えし、
「博物館を元気にするために ~身近なデータ分析・評価から改善へ~」
博物館が目指すべきゴール(目標)を達成するために、何をしていく必要があるのか。
自己評価の方法と、ゴールまでの道筋を考えるヒントを教えていただきました!


講義風景



①まずは現状を把握すること。
三重県総合博物館の入館者の数推移やアンケート結果を元に、
分析方法・状況把握の例をご紹介いただきました。

三重県総合博物館は歴史分野だけでなく自然系をテーマにした展覧会も行っています。
入館者数というと数の多い・少ないという見方になってしまいますが、
展覧会の性格によって、その入館者層もやはり違うようです。
単なる集計結果だけでなく、その結果を複合的に分析していくと......。
なかなか興味深い実態が明らかになっていきます。


②分析結果を元にして、現状を評価し、適切な戦術・戦略をたてること。
ゴール(目標)までの道筋を整理し、明確化することで行動すべき事柄が見えてきます。

ロジックモデルを使っての効率的な手法で結果にコミットする!
博物館運営のための、経営マネジメントの考え方についてご教示いただきました。


そうそう、入館者数のことでいうと、
展覧会会期が終わってからの結果の見直しだけではなくて、
会期中にも随時動向を確認しながら、どういう手を打っていくか考えると良いというお話もありました。

当館(桑名市博物館)でも、「うたう春、ものかたる秋」展を開催中(~2/10まで)ですので、
さっそく教えていただいたことを実践するチャンス・・・! ( ・`ω・´)
髙井先生、貴重なお話をありがとうございました。


研修後には、四日市市立博物館さんの展示を拝見させていただきました。
そちらのレポートはまた次回のブログで!
[2019/01/24 02:33] | 未分類 | page top
三博協理事会@真珠博物館【孤独学芸員のグルメ編】
2019年1月16日、三重県博物館協会理事会が鳥羽市の真珠博物館で開催されました。

13:30からの会議でしたので、余裕をみましてお昼前に到着。折角なので鳥羽市内でランチを食べることにしました。

ちなみにこの日は風が強くとても寒く、南なの暖かいのでは…という希望を打ち砕かれてしまいました(´;ω;`)

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鳥羽駅前はフェルメール風のあまさんが迎えてくれました。

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駅前でいただいたランチマップをもとに井の頭五郎さんのように「俺の胃の中は完全にじぇじぇじぇなのだ」と呟きながらお店を探し、たたずまいが素敵なこの「ふるさと館」さんでいただくことにしました。

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カキフライと悩みながらもエビフライ定食を選択。すごいボリューミーで税込み1,620円でした。

お腹も満たされましたので、少しお散歩がてらすぐ隣にある門野幾之進記念館へ。

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門野は鳥羽の出身、鳥羽藩士の家に生まれ慶応で学び千代田生命などを創始した人。号は靄渓(あいけい)。門野のイニシャル I.K.のもじりです。ユーモアがありますね。

また門野の喜寿の祝いの際に慶応繋がりで犬養毅が参加しているのですが、どうもこの場で門野とキスをしているようです。北沢楽天が描いた色紙がありました。まさに”おじいちゃんずラブ”です。この喜寿の祝いは昭和7年(1932)4月。そう、翌年5月に犬養は暗殺されますのでそのひと月前のエピソードなのです。運命的ですね。

ちなみに鳥羽には”鳥羽の三賢人”というのがおり、その内の一人が近藤真琴です。近藤真彦ではありません黒柳さん。
その近藤真琴は鳥羽藩士で、五反田にある攻玉社を作った人です。航海術の教官でしたので、明治8年には航海測量習練所をつくり、明治14年には鳥羽分校を作っています。これが今の鳥羽商船です。明治六大教育家の一人としても知られています。
[2019/01/23 11:41] | 未分類 | page top
1/23_研修会のお知らせ
1 日 時
 平成31年1月23日(水) 13時30分~15時30分
2 会場
 四日市市立博物館 1階 講座室
(〒510-0075 三重県四日市市安島1-3-16 電話 059-355-2700)
3 内 容
 演 題 「博物館を元気にするために
        ~身近なデータの分析・評価から改善へ~」
4 講 師
 大阪市経済戦略局文化部文化課経営形態担当課長 髙井健司 氏
5 当日受付時間
 午後1時より
6 当日の協会事務局担当
 三重県総合博物館 天野、中野、服部

7 当日の連絡先
 天野の携帯または四日市市立博物館までお願いします。  

●展示見学
 午前中はお隣の桑名市博物館で「うたう春、ものかたる秋」をぜひご観覧下さい。

 講演終了後、四日市市立博物館・開館25周年記念 企画展「昭和のくらし 昭和のまちかど」
 を見学いただけますので、この機会にぜひご観覧ください。
[2019/01/23 09:31] | 未分類 | page top
くらしの道具~いま・むかし~展@三重県総合博物館
こんにちは。三重県博物館協会です。

今回はこちら
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三重県総合博物館で開催中のくらしの道具~いま・むかし~ 特集“三重の伝統産業”の紹介です。
今回の展覧会は写真撮影OK!ということで、たくさん写真を撮ってしまいました…ブログも画像多めでいきますよ~。


展示室には主に明治時代から平成にかけての生活の道具がズラリと並んでいました。
あちらこちらで「こんなのあったな~(*´ω`*)」と懐かしむ声や、「何これ(´・ω・`)」と頭に?マークを浮かべている子供たちの声などさまざまな感想が聞こえてきました。

ちなみに今この記事を書いている私は平成生まれですので、展示品の8割以上は実際に使ったことのないものでした。


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途中、人をダメにする脅威の家具【こたつ‐KOTATSU‐】があったので30分程休憩しました。展示ってじっくり見ていると結構体力を使うので、これは良いですね。



また今回の展覧会では“三重の伝統産業”が特集としてとりあげられています。
三重の伝統工芸品といいますと、有名なのは四日市の万古焼、伊賀のくみひも、伊勢形紙・・・といったところでしょうか。

なんと今回は「経済産業大臣指定伝統的工芸品」に指定されている5品をはじめ、「三重県指定伝統工芸品」が勢ぞろい。

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生粋の三重県人である私も「三重ってこんなにたくさんの伝統工芸品があったんだな~」と、改めて三重が誇る技術と伝統に驚かされました。文章にすると一切語彙力のない感想文なのが残念ですが、本当に感動しました!

もちろん三重の伝統産業コーナーも写真撮影可能で、スタッフさん曰く「どんどん写真を撮って広めてください!」との事でした。


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ちなみに三重県総合博物館では「特集展示 三重のイノシシたち」も開催していました。こちらは無料、1月27日(日)までです。
「くらしの道具」展と一緒にぜひどうぞ。
[2019/01/19 12:43] | 未分類 | page top
三重県内展覧会情報(1月版)
こんにちは。三重県博物館協会です。

1月から始まる展覧会と、開催中の展覧会を集めました。
(先月同様記憶漏れがあるかもしれないです、ごめんなさい。)

今月も是非三重にお越しくださいね。


☆1月開始の展覧会☆

桑名市博物館「うたう春、ものかたる秋 ―定信とめぐる文学―」1/12-2/10

朝日町歴史博物館「鈴木のりたけ原画展」1/19-2/17

四日市市立博物館「昭和のくらし 昭和のまちかど」1/2-2/27

パラミタミュージアム「ルーヴル美術館の銅版画展 カルコグラフィーコレクション」1/18-2/19

鈴鹿市考古博物館「伊勢国分寺のすべて」1/26-3/3

三重県立美術館「パラランドスケープ “風景”をめぐる想像力の現在」1/4-3/24

斎宮歴史博物館「謹賀新年!亥が行列する銅鐸!!」1/4-3/3
松阪・紀勢界隈まちかど博物館企画展 節」1/26-2/11


☆開催中の展覧会☆

三重県総合博物館「くらしの道具~いま・むかし~ 特集“三重の伝統産業”」2/17まで

三重県立美術館「柳原義達―ブロンズ彫刻と原型」3/24まで

石水博物館「若き日の川喜田半泥子―陶芸を始めるまで―」2/3まで

松阪市立歴史民俗資料館「松坂城1588-2018~天下人も認めた武将 氏郷の城~」2/17まで

本居宣長記念館「君のめぐみ―宣長と和歌山」3/3まで

神宮徴古館「伊勢の神道と学問 -林崎文庫-」7/10まで
我が国の天然繊維─絹─」9/24まで
神宮美術館の名品」1/28まで

マコンデ美術館「マコンデ彫刻の愛と性」4/29まで

伊勢現代美術館「稲垣考二展」3/3まで
 「住谷正巳展」1/28まで

海の博物館「貝の華~志摩に伝わる伝統の技」1/27まで
 「神島~つながり、つむぐ、海村のくらし」2/17まで

志摩市歴史民俗資料館「絵図と道中記でたどる 志摩への旅」1/30まで
 「没200年記念 伊能忠敬展」1/30まで

志摩マリンランド「イノシシの名がつく魚たち」1/31まで



・・・・・・・・・・
本当はもっと早くに情報をお届けしたかったのですが、正月が明けてすぐに風邪を引いてしまいゲホゲホしている間に1月も半月が過ぎていました。時間の流れとは恐ろしいものですね。

風邪やインフルエンザが流行っている時期です。
皆様も体調には気を付けて、楽しいミュージアムライフを!
[2019/01/16 09:36] | 展覧会案内 | page top
三博協ミュージアムトーク
【鳥羽市教育委員会・三重県博物館協会連携企画】
三重県博物館協会ミュージアムトークが下記の要項で開催されます。

生誕200年 松浦武四郎と幕末の伊勢・志摩
2019年2月11日(月・祝)
13:30~15:30

講師:山本命氏(松浦武四郎記念館 主任学芸員)
鳥羽商工会議所3階かもめホール
参加費無料・事前申し込み不要 詳細はこちら

講師の山本先生からのお言葉
「皆さん、武四郎というと”北海道”の人というイメージがありませんか?武四郎は全国を旅しましたが、ふるさとはここ”伊勢”です。また伊勢神宮の防衛等、高い危機意識を持ち行動した人物でした。『ゴールデンカムイ』で北海道に興味を持った人、松本潤さんのドラマを楽しみにしている方もぜひ武四郎の魅力を知っていただければ幸いです」
[2019/01/12 08:53] | 未分類 | page top
会長より新年の御挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様には穏やかな新春をお迎えのことと存じます。
昨年は様々な研修会を通じて会員相互の交流が盛んに行われ、実り多い一年でした。本年もぜひ奮ってご参加の上、情報交換の輪を広げていただきたいと念願しております。

昨今は訪日外国人増加への対応、急激な技術革新、長寿高齢化と人口減少社会、大規模災害への対応といった諸問題、またそれぞれの館の人材確保やリニューアルなど、古くて新しい懸案も多く横たわっております。三重県博物館協会は相互の知恵と経験を生かし、博物館の基本に立脚しながら、より良い解決の方向を見出すことのできる集まりとして機能してゆきたいと念願しております。

直近では1月23日に四日市博物館様を会場として大阪から高井健司先生をお招きし、マネジメント研修会を開催いたします。詳細はすでに各館宛のメールでお知らせしておりますが、得難い機会であり、多数のご参加をお待ち申し上げます。
皆様には本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成31年1月
三重県博物館協会
会長 松月清郎

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新春を迎えた桑名・七里の渡し。一の鳥居と蟠龍櫓を望む。

[2019/01/08 11:55] | 未分類 | page top
ギャラリーフェイク 1巻ART.3 後編 傷ついた「ひまわり」
・賀茂水仙初登場。三田村館長のお茶の師匠。流派は不明。
・カケラから信楽の柴庵(しばのいおり)を復元せいと言われる。
・フジタが「帝国博物館館長」に直電。どういうコネなんだ。
・蛍光X線分析装置は日本に5台しかない(当時)。
・サラのやけどの跡とひまわりの焼け跡がピッタリ、という名場面。
[2019/01/03 22:31] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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