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【三博協】仮ブログ担当よりお知らせ
三重県博物館協会会員各園の方であれば投稿は可能です。

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までお送りください。折り返し要項をお送りします。

仮ブログ担当 桑名市博物館 杉本
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[2022/07/10 23:00] | 未分類 | page top
【桑名市博】春季企画展「刀剣アラカルト」味見
桑名市博物館では、3月9日(土)より春季企画展「刀剣アラカルト」を開催します!
当館では「刀剣幻想曲・再演」以来2年ぶりに、1階展示室を刀剣で埋め尽くす展覧会です。

桑名市博物館「春季企画展」ポスター_

本展では刀工の技術が注ぎ込まれた各刀剣の個性に着目してご紹介します。
料理人が心を込めて作った「アラカルト」のように味わい深い一振り一振りを、それぞれの好み、視点からご賞味いただきたいという思いを込めています。

刀剣の鑑賞時に登場する専門用語は多く、どこを見れば良いのか、となることもしばしばあるかと思います(私自身、刀剣の勉強を始めるまでどの刀剣もよく似た姿に見えていました…すみません…)。しかし、見るべきポイントがわかればその刀剣一振だけの魅力を感じることができます。そんな体験をしていただきたく、企画しました。

さて、刀剣という文化財の特徴の一つとして、日常的な手入れが必要であることが挙げられます。錆の発生を防ぐために、油を拭い、新たに引くという作業が必須です。そうした日々の手入れが積み重なって現在の輝きを鑑賞することができます。

しかし、さまざまな理由から錆が出てしまうものがあります。
場合によっては、研ぎ直す必要が生じます。本展では近年研ぎを実施し、修理後初公開となる刀剣を出品いたします。

《短刀 銘 正重》(桑名市博物館蔵)
《脇指 銘 備前長船住祐直作/天保十年八月日》(桑名市博物館蔵)

の2振はこの度桑名西ロータリークラブ様からのご支援、並びに令和3年度光風中学校2年生の生徒様が募金活動によって集められたご寄付によって輝きを取り戻しました。

研師の先生も、こうした中学生の方の意識に大変感心されておられました。桑名西ロータリークラブ様および令和3年度光風中学校2年生の生徒の皆様に改めて心よりお礼申し上げます。

修理前後
ビフォー→アフター

なんということでしょう。。。

匠の手によって錆は取り除かれ、鍛え肌や刃文がはっきり見られるようになりました。
あれだけこびりついていた錆はもうありません。

今回は味見程度ですが、ぜひ会場でその全貌をご覧いただきたいと思います。

本展を通じて文化財の魅力に触れていただくと共に、あわせて保存への理解を深めていただければ幸いです。

ぜひ会場で心ゆくまで刀剣をご賞味ください

会 期:令和6年3月9日(土)~5月12日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし祝日の場合は翌日休館)
入館料:高校生以上150円、中学生以下無料

(塩田 奈実 しおだ・なみ/桑名市博物館)
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[2024/02/24 22:00] | 未分類 | page top
【朝日町歴博】 朝日町資料館のご紹介
 朝日町歴史博物館の片山です。
 令和6年度予算案が確定しましたが、昨年度に引き続き厳しい状況となってしまいました。
 私が館長に就任して以来、文化行政を維持するのは本当に大変であることを実感しています。
 
 さて、今回は「朝日町資料館」をご紹介させていただきます。
朝日町資料館の変遷を簡単に説明させていただきますと、大正5年に朝日村役場として竣工後、朝日町公民館を経て、現在の資料館となりました。
 同時期の建築である「旧四郷村役場」等が洋風を基調としているのに対し、当町の資料館は和洋が混在しながらも和風の要素が強く特徴的であると言えます。
 平成27年3月に「朝日町資料館(旧朝日村役場)保存活用計画が策定され、平成28年に耐震補強工事が実施されました。
 その後、令和4年度に外構の工事を実施し、現在の姿になっています。

写真1

 資料館では、地元の方から寄贈された朝日町農耕・養蚕関係の資料など民俗資料を展示していますので、朝日町にお寄りの際には、ぜひご来館ください。

写真2

写真3

 また、朝日町資料館と朝日小学校が国の登録有形文化財に登録されていますので、両方セットでご覧いただければと思います。

(片山裕之 かたやま・ひろゆき/朝日町歴史博物館)
[2024/02/18 22:00] | 未分類 | page top
【鳥羽水】答えのないワークブック「水族館の生きもの探求図鑑」
お久しぶりです。鳥羽水族館の若井です。

早いものでもう2月ですね。2月といえば節分ですが、皆さんはどんな節分を過ごされましたか?
私は初めて「恵方巻」をスーパーで予約し、妻と今年の恵方である東北東を向き、巻きずしをほおばりながら一年の幸せを願いました。でもよくよく考えてみると、こうして夕食を食べること自体がすでに幸せなことだと感じています。

前置きが長くなりましたが、本題です。

鳥羽水族館では昨年、小学校高学年~中学生を対象とした学習用のオリジナル図鑑を作りました。その名も「水族館の生きもの探求図鑑」といい、全12ページ、A5サイズのワークブック(写真参照)です。

①「水族館の生きもの探求図鑑」表紙
① 「水族館の生きもの探求図鑑」表紙

この図鑑の特徴は何といっても決まった答えがなく、記入者が生きものを観察し、自分で考えた回答がすべて正解となるように作られています。

②(例):「魚類」のページ
②(例):「魚類」のページ

例えば、「魚類」の章では次のような手順で学習が始まります。
① 図鑑に書かれた魚類の体の部分の名称や役割について学ぶ。
② テーマにそって実際の魚を観察する。
③ 魚のイラストを描く。
④ 設問に答える。

ここでいうテーマとは、
「水槽の中でじっとしている、泳ぎが苦手だと思う魚を探して記録しよう!」
となります。

設問としては、
①どうして泳ぎが苦手だと思いましたか?
②水槽のどのあたりにいましたか?
③形や模様の特徴を教えてください。

というものです。これなら誰でも想像力さえあれば簡単に答えることが出来ますよね。また主観が入るので、人によっては面白い回答が飛び出すかも知れません。

このガイドブックは、昨年当館の営業部のスタッフが考案したものですが、すでに47校に1,597冊販売されました。
 自分で考えた答えを導き出す教材は、子供たちの想像力を豊かにすることが期待されます。今後もこのような誰でも楽しめる教材をたくさん作っていきたいと考えています。

(若井嘉人 わかい・よしひと/鳥羽水族館)
[2024/02/11 22:00] | 未分類 | page top
【四日市博】昭和の常識令和の非常識
「半ドンってわかる?」
「半ドン? ミニサイズの丼のこと?」
「・・・」
「じゃあチャンネルを回(・)す(・)ってのは?」
「わかりません」
「テレビのチャンネルを変えることじゃないの」
「テレビはリモコンボタンでしょ」
「・・・」

昭和28年生まれの私と平成一桁の若い博物館スタッフとの会話でさえコレだ。
「昭和のくらし」展を見学に来る小学生に、如何にして昭和の暮らしを理解させるかには、毎年頭を悩ませる。私が常識と何の疑いもなく思っていることが、
彼らにとっては非常識なのだ。
「耳をダンボにしてよく聞いてね」
「???」
ダンボとはもちろん1941年に公開されたディズニー映画の主人公で、空を飛ぶ小象のこと。耳が大きいことから、昭和世代は“聞き耳を立てる”比喩に使うが、そもそもこういう説明が要るようになろうとは思ってもいなかった。
 しかし、昭和のくらし展の準備は私たちも楽しめる。学習支援展示なので、
展示物は教科書に取り上げられているものが中心となり、毎年異なったものを出す訳にはいかないが、年々昭和から遠ざかる子どもたちと昭和をどう結び付けるかが私たちのアイデアと腕の見せ所なのだ。
「先生はご存じですよね」
「ハア、おバアちゃんちで見たことがあります」
一昔前なら子どもたちがお祖母ちゃんの家で見たものが、最近では引率の若い先生まで!
来年の「昭和のくらし、昭和の一隅」展は昭和の常識と令和の非常識に加えて、昭和の初めてもご紹介する予定だが、子どもたちの反応が楽しみだ。

 「開館30周年記念 特別企画展 「昭和のくらし 昭和の一隅」
2024年 1月2日(火) ~ 3月 3日(日)
OLR5昭和展チラシB2ポスターデータ量軽


(森 拓也 もり・たくや/四日市市立博物館)
[2024/02/07 22:00] | 未分類 | page top
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