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桑名市博物館企画展「薩摩と桑名」
宣伝がてらカキコミを。

この3月1日から桑名市博物館で開催される「薩摩と桑名」展ですが、現在飾り込みの最中です。

この展覧会が出来るまでを少し振り返ってみましょう。

桑名市博の場合、年間の展覧会予定は特別展で4~5年先、通常の企画展でも1年前にはほぼ決まっています。
2013年度の場合は8本の展覧会を打ちました。そのうち私の担当が「五霊硯と酔李白図」「幕末・会津・桑名」「武門の縁(行田・白河と合同展)」「北斎・広重・国芳(特別展)」に加えてこの「薩摩と桑名」で5本ですから、まぁ尋常じゃない仕事量だったわけです。もちろん展覧会の準備だけやっていればいいわけではありませんが、その他もろもろについては今回は触れません。とにかく展覧会をこなさなきゃいけない。

こうなってくると、「とりあえず目の前の仕事」をこなしていくだけで精いっぱいになります。なので、この「薩摩と桑名」に取りかかることが出来たのは「北斎・広重・国芳」の展示が始まった10月後半からです。

そもそもどうして桑名で薩摩の展覧会をするのか<というと、桑名に隣接して流れる木曽・長良・衣斐川という木曽三川というのがあるんですが、この三川のため昔からこの地域では水害が多かったんです。なので、江戸時代に木曽三川分流工事というのが行われ、その担当となったのが薩摩藩だったんですね。それから260年という節目の年にあたるということと、その難工事の犠牲者となった藩士たちのお墓が桑名市内に4か寺あります。そうしたあたりもあわせて紹介したいという意識がまずありました。ただそれだと10年前に宝暦治水250年記念で展覧会をひとつやってますので、ちょっと別趣向を出したいと。

桑名藩主であった久松松平家と島津家との間には婚姻関係が重なっているのでそれも紹介出来る。またウチは館蔵品がたくさんあるので、薩摩関係のモノもこの機会にまとめてご覧いただくこともできる(これはモノ持ち館の強み。東郷平八郎の書とかも収蔵している)。そうした感じでコンセプトを固めていきました。

ただ、桑名市も予算削減が続き、鹿児島までの輸送費なんかとてもとても。桑名-鹿児島便出そうと思うと私の概算でも最低150万、常識的には2~300万はかかると思いますがそんなのはなかなか難しい(時間的にも厳しい)。ですので今回は館蔵品+市内の方やお寺にご協力をいただくことで何とか企画展としての体裁を整えるという前提で企画展を作っていきます。
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[2014/02/22 23:44] | 未分類 | page top
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