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多気町郷土資料館「人と文化の通りみち―多気町とその周辺の遺跡―」(12/15)開催中です
【はじめに】
多気町郷土資料館の塩谷さんから、現在開催中の「人と文化の通りみち―多気町とその周辺の遺跡―」の案内と、展示に込められた思いや、展示オープン後の感想なども含めたレポートを頂きました。

【案内】
今回の企画展は三重県埋蔵文化財センターと共催で、多気町周辺の遺跡をご紹介しています。

開館日 10月12日(土)から12月15日(日)  休館日 月曜日 
開館時間 9時00分から16時00分
問い合わせ先 多気町の各資料館または多気町教育委員会教育課
展示説明会 12月1日(日)13時から14時
      申し込みは不要です
【内容】
 多気町では、旧石器時代後期(約3万2千年前)以降の多数の遺跡が見つかっています。このことから、古くから人々の生活が営まれていたことがわかっています。
 縄文時代(約1万3千年前から)には、石製の道具を多用します。その内、鏃(弓矢の矢の先端)などの利器として使われる、サヌカイトと呼ばれる石材は、奈良県と大阪府の境にある二上山で産出し、櫛田川沿いのルート「サヌカイトのみち」を通って、現在の多気町域にもたらされたと考えられています。
 逆に、現在の多気町から全国へもたらされた産物もありました。ご存知のかたも大変多いかと思いますが、それは水銀です。丹生付近では古くから水銀の生産が行われていたことが知られています。この水銀の古い使用例で有名なのが、奈良時代の東大寺大仏の建立です。その後、中世をへて近世、江戸時代に至りますが、多気町は人々の交通の要衝であり続けました。江戸時代には多気町内を通る伊勢本街道・和歌山別街道・熊野街道などの街道も整備され、より一層人や物の行き来は増えたと考えられます。このように、多気町には、人と文化の交流を物語る遺跡や、景観が数多く存在しています。
 今回の展示では、各時代の代表的な遺跡から、発掘調査成果や出土品などを通して、この地域の歴史的な特徴を紹介いたします。展示資料をご覧いただき、旧石器・縄文時代以来の長きにわたり、この地域が「人と文化の通りみち」として、豊かな文化を育んだ地であったことを少しでも実感していただければ幸いです。

【展示の様子】
多気町郷土資料館

【この展示を始めるにあたって 】
今まで、展示の1コーナーとして埋蔵文化財を展示したことはありましたが、考古学資料が主題の企画展を開催したことはありませんでした。今回、県埋蔵文化財センターと共催で企画展を開催でき、長年の宿題をやり遂げたような満足感でいっぱいです。もともと専門分野などないのですが、その時々になぜか「展示して!」と言わんばかりに集まってきてくれる資料をもとに様々なテーマで企画展を行ってきましたが、この分野に関しては今まであまり構想も浮かばず、後まわしになっていたのでした。
今回、初めて来館された考古学ファンと思われる方も多く、今までそういう方々のご要望に添えていなかったのだと強く感じました。 
この後、同埋蔵文化財センターの協力を得て、当町のもう一つの資料館、勢和資料館でもこの企画展を引き続き開催(1月18日~3月15日)することになりました。内容は一部変更になりますが、多気町の古代からの歴史を埋蔵文化財を通してご覧いただける企画展です。

【現在の状況や感想】
 無味乾燥と思っていた発掘調査の成果の一つ、報告書も目的を持って読めば、さまざまなことを教えてくれることがわかりました。今回の共催で学んだことを生かし、この分野にも目を向けてもっと多くのみなさまに御来館いただけるよう努力を積まねばと思うこのごろです。
次回、多気資料館では「測る道具いろいろ ~資料館ではかってみよう~」(1月10日~3月20日)を開催します。この季節はいつも民具の展示をするのですが、これは小学3年生がこの時期に昔の暮らしを学ぶことに合わせたもの。今回は天秤ばかりや米・油をはかった枡など昔の測るための道具を展示します。触って、使える道具も用意します。また、昔はなかったたくさんの計器が作り出され、私達の生活を測っている現代にも目を向けて、測ることの意味を考えてみたいとおもいます。「資料館で時代を測ろう! 」って今思いつきましたが、キャッチコピーにどうでしょうか。

【多気町のHP】
多気町郷土資料館展示HP

【県内の博物館案内より、三重県環境生活部文化振興課HP】
多気町郷土資料館案内
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[2013/11/30 13:43] | 加盟館園紹介 | page top
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