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学生による卒業展示開催中(11/1~30)①~会員館園の近況
 いつもお世話になっております皇學館大学研究開発推進センター佐川記念神道博物館の千枝大志です。ぼちぼちブログみさせてもらっています。

 さて、過日三博協WG会議の席上で、事務局の太田さんから、せっかくブログを立ち上げたのに、書き込みする人が少ないので、是非とも皆さん奮って何かブログに書き込みを!! 早速、千枝さんあたり!!どうですか?、と半ば指名されてしまいました…。

 と、突然のご指名でしたが、「ちょっと急すぎるので、私が過日、伊勢市役所が発行している市の広報誌『広報いせ』の誌上で連載中の「伊勢まるごと博物館だより」に執筆した原稿「学芸員課程卒業展示」を少しリライトした記事ならば、」と譲歩条件をつけてブログの依頼原稿を承りました。それなので、次からの文章は『広報いせ』の記事(「伊勢まるごと博物館だより⑱」)のリライト版ですが、ご了解下さい(但し、記事は「学芸員課程卒業展示」の開催前の刊行の『広報いせ』向けに執筆したものでしたので、本ブログ向けに開催後の情報等を加筆してます)。

 さて、毎年、皇學館大学研究開発推進センター佐川記念神道博物館(施設名長すぎますわ、何とかなりませんかね…)では、「学芸員課程卒業展示」とよばれる博物館学芸員課程4年生が展覧会の企画から運営までの全てに関わり自主企画展を開催する実践的な博物館実習を実施しています。これは「卒業展示(卒展)」の愛称で親しまれ、例年、秋の本学の大学祭「倉陵祭」にあわせて当館第二展示室を会場に開催されます。9年目となる今年は、十一月一日(金)から同月三十日(土)までの会期です。展示内容は伊勢市を中心に県南部に関わるテーマが多いのですが、来館者は、伊勢市在住者が多いため親しみ深く好評です。

 ここで「卒業展示」開催までの流れを今年の取り組みに触れつつ簡単にご紹介しましょう。年度初め、新4年生となった実習生は、2グループにわかれ、教員より「卒業展示」実習の開始にあたってのガイダンスを受けます。そこで彼らは、展覧会ができるまでに、多くの業務があり、「卒業展示」も同様の手順を踏んで開催に至ることを知ります。具体的には、資料の調査・研究、展示企画案の策定、開催要項等の実施関連書類の作成、他機関や個人所蔵者等との展示品出陳交渉、各種依頼状等の作成発送、展示構成案の策定、展示品目録やポスター等印刷物の作成、資料の借用・返却業務、各種キャプション等のデザイン、原稿執筆等の展示構成実務等といった作業です。彼らは、最終学年ということで、大学の通常講義をはじめ、卒業論文執筆、各種実習、さらには就職活動といったタイトなスケジュールのなかで「卒業展示」を行うのであり、並大抵の覚悟では実行できません。
故に、自らで展覧会が開催できるという期待感を胸に抱きつつも、不安にかられ途方に暮れた顔をする学生も見られます。
 
 また、実習生は、博物館資料に関する知識や取扱い実習など学芸員としての基本的技術を習得しているものの、大半の学生が、展示経験がなく、荒唐無稽な展示案が出される場合もしばしばです。
 そのため、5月から7月まで展示構成案のプレゼンテーションが3回実施され、レジュメに基づき各班長が展示案を発表、それをうけて教員を含め受講学生全体による質疑応答が行われる等、適宜軌道修正が図られます。
 特に今年は、式年遷宮の年であるため、それに関するプランが出されるのではないかと思い、教員側は関係資料の収集等、事前に準備を進めていました。 
しかし、蓋を開けてみると、御遷宮関連の展示は他館でも多数開催されるだろうからあえてせず、より身近なネタを選びたいという学生らしい強い自立的意見が出され、見事に予想は裏切られました(このため教材として私のポケットマネーで買った遷宮関係資料は…ガーン! が、転んでもタダでは起きない私なので別な形で活用していますが、ここいらの話はまた今度で…(笑))。

【つづく】
≪参考≫
神道博物館のHP
卒業展示チラシ
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[2013/11/19 11:14] | 加盟館園紹介 | page top
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