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お正月の博物館情報
皆さま2018年は三重県博物館協会にご支援ご協力いただきましてありがとうございました。

お正月時期に開館している三重県内のミュージアムを紹介します。
※詳細は各館公式HPなどをご確認ください。 なお三博協公式サイトからリンクが生きてる館だけを参考にしました。

四日市市立博物館
1月2日から

パラミタミュージアム
1月2日から

亀山市歴史博物館
1月4日から

三重県立美術館
1月4日から

ルーブル彫刻美術館
年中無休

本居宣長記念館
1月4日から

斎宮歴史博物館
1月4日から

伊勢のミュージアムの開館情報はこちらが便利です。

神宮徴古館
1月1日から

鳥羽水族館
年中無休

ミキモト真珠島真珠博物館
1月1日から

海の博物館
1月1日から

伊勢現代美術館
1月3日から

伊賀流忍者博物館
1月2日から

伊賀上野城
1月1日から

熊野市紀和鉱山資料館
1月4日から

ぜひ皆様のミュージアム行き初めにお役だて下さい(^^♪

来る2019年もミュージアムと皆さまにとって良い年となりますよう。
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[2018/12/30 10:38] | 未分類 | page top
月僊展@名古屋市博物館
今回は名古屋市博物館で開催中の月僊(げっせん)展の紹介です。

三博協ブログでどうしてお隣愛知県のことを…と思われるかも知れませんが、実は愛知・岐阜・三重の三県の博物館協会は東海三県として毎年交流集会を開催しており、普段から仲良し県なのです。

しかも月僊!ゴッホより普通に月僊が好き!という方もいるのではないでしょうか。

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月僊は名古屋生まれですが伊勢・寂照寺の住職として活躍した画僧で、神宮徴古館や三重県立美術館、桑名市博物館にも多くの作品が収蔵されている三重県ゆかりの人物なんです。

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今回は「尾張三河と月僊」という展示説明会(いわゆる講演会)に参加して、月僊の生涯や影響を与えた人物について1時間ほどのレクチャーを受けました。特に仏教内部の改革派との関りは、単なる画僧という評価だけではなく、その生きざままでかかわってくるとても面白い位置づけだと思いました。

また寂照寺は千姫菩提寺です。千姫は豊臣秀頼のあと桑名藩主・本多忠刻に嫁いでいますので桑名ともゆかりが深く、その点も興味深く拝聴しました。

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月僊を振り返る大規模な回顧展です。ぜひこの機会にご覧ください!1月27日まで。

特に仙人図などは江戸時代のアベンジャーズに見えて来ますので楽しくご覧いただけるかと思います。

ギャラリートークが新年1月4日から6日まで各日13時から開催されますのでぜひご参加ください。

詳細は

http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji181215.html

をご覧ください。

抽選でお味噌のプレゼントが当たるイベントもあるのでぜひ!

□おまけ
説明会終了後、たまたま某美術館の美人学芸員とお会いしたんですがその方はお味噌を当てていたのでなんと強運…!と思いました。有馬記念本線が4着5着の私とは比べ物にならぬ引きの強さ…(^-^;)
[2018/12/25 17:37] | 未分類 | page top
紀要論文紹介
学芸員は仕事柄たくさんの論文に目を通します。興味の引いた論文をご紹介します。
※担当者の独断と偏見ですので、すみません…。

『名古屋市博物館研究紀要』第39巻、2016
長澤慎二「政友会における内藤魯一の位置」
愛知県会議員・衆議院議員をつとめた内藤魯一(ろいち)に関する論考。内藤は岐阜の板垣遭難時に暴漢をとらえた事でその名が知られるが、政友会での魯一のポジションについて書簡から考察する。なおタイトル「内藤魯一の位置」と韻を踏んでいる点が興味深い。

瀬川貴文「寄付による博物館資料の修復」
名古屋市博物館ではふるさと納税を利用しての寄付金の獲得を実施しており、そうした取り組みを紹介するもの。事業予算縮減の中、様々な取り組みを通じて文化財保存を模索する例として大いに参考になる。



『阪急文化研究年報』第4号、2015
宮井肖佳「小林一三の目指した文化ネットワークとその意義(三)」
小林一三(逸翁)が百貨店につくった茶室「福寿荘」の紹介を中心に逸翁の文化圏構想に触れる。特に茶道の大衆化に即した茶室の設置、また一都市一美術館構想など興味深い事実が紹介され、雅俗山荘(旧逸翁美術館)からの移転は逸翁本来の構想に立ち戻ることが示される。

正木喜勝「豊中グラウンドの誕生とその意義」
高校野球というと甲子園が思い浮かぶが、これは実は第10回目からの使用で、第1回(当時は全国中等学校優勝野球大会)は「豊中グラウンド」で開催された。この豊中グラウンドの構造に関する本格的な論考である。20世紀初頭におけるスポーツの持つ教育的要素と娯楽的要素の間で揺れ動く諸相を感じさせ興味深い。



『岡山県立博物館 研究報告』36、2016
重根弘和「真葛香山の虫明焼 -二つの十二ヶ月茶碗」
虫明焼は「むしあけやき」と訓み、岡山県の焼き物である。なお虫明とは地名である。この虫明をのちの帝室技芸員・真葛(宮川)香山が訪れ、花瓶などを制作し高い評価を得た。その香山が制作したとされる十二ヶ月茶碗は二種類ありこれらの比較を通じて時期と作者を検討するもの。

佐藤寛介「近代木彫の巨匠 平櫛田中と人間国宝の刀匠 宮入行平 ~親交の記録」
平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)は岡山県井原市出身の彫刻家(出身は井原であるが10歳で広島県福山市の平櫛家の養子に入る。なお旧姓は田中である)。宮入行平は長野県坂城町の刀匠(人間国宝)である。本稿はこの二人の親交を書簡や作品から紹介するもの。宮入が制作し田中が用いた彫刻刀など実用的な要素のみならず、精神的な相乗効果についても触れられている。
[2018/12/20 17:55] | 未分類 | page top
刀剣と水
内藤直子・吉原弘道『もっと知りたい 刀剣 名刀・刀装具・刀剣書』(東京芸術、2018)の中に興味深い記事を見つけました。

p36のコラム「刀工伝説と井戸」です。

その中で三条宗近が知恩院の井戸を焼き入れに用いたので「一名刃の水ともいふ」と伝えられ、京都の地下水は軟水であるため焼き入れには好ましいと記されていました。


あ。


じゃあ村正が焼き入れに使用したと思われる桑名・上野の水はどうだったんだろう。


早速調べてみることにしました。

桑名市の水については桑名市上下水道部のHPから確認することが出来ます。

まずこちらの地図で「水道水及び原水水質検査地点」を確認しますと、いわゆる上野御膳水は上野浄水場がその地点にあたり、


7 西部水源系 上野浄水場
14 町屋水源系 上野浄水場


の2つがそれに当たりそうです。

水源系については、「平成30年度 水質検査計画」の中に説明がありまして、

●西部水源系
[原水の状況]原水は、鈴鹿山系の地下水を浅井戸8箇所により取水し原水としています。

●町屋水源系
[原水の状況]上野浄水場の原水は員弁川の伏流水を集水管により町屋水源地で取水しています。

となっています。いずれか、あるいは両方が作刀に使用されていた可能性が考えられます。


さて、問題の硬水と軟水についてですが、水質検査項目の説明の中にありまして、39番の「カルシウム、マグネシウ
ムなど(硬度)」の検査項目がこれに該当します。その中で

120㎎/L以下が軟水、120㎎/L以上が硬水とされる。

とあります。

それでは両水源の硬度はどうでしょうか。

桑名市 水道水及び原水水質検査 平成30年度年間計画検査項目一覧表から、39番の「カルシウム、マグネシウムなど(硬度)」は年1回調査がなされており、直近は平成30年7月に実施されていたことがわかります。

その調査データを確認しましょう。

●西部水源系 単位 [mg/L]  
1号井 73
2号井 79
3号井 72
4号井 72
5号井 使用中止
6号井 71
7号井 79
8号井 71

●町屋水源系 
上野浄水場着水井 73

すべて軟水となります。まぁ日本は軟水ですので当たり前といえば当たり前なんですが…。(また、比較してみますと多度地域は30前後と他地域の方がより軟水)


いずれにせよ、刀剣製作においては水もまた重要視される要素でした。


最初に紹介しました『もっと知りたい 刀剣 名刀・刀装具・刀剣書』にも中島来や虎徹が使用したと伝わる井戸があることが紹介されており、遺跡として鍛冶場より比較的跡をとどめやすかったことも刀工と井戸を結びつけているといえるでしょう。


秋水、という言葉があります。森記念秋水美術館さんの名前にも使用されていますし、最近はロロノア・ゾロの持つ刀剣として知られていますが、これは秋の頃の澄み切った水の流れを指す言葉であると同時に、転じて

曇りなく研ぎ澄ました鋭利な刀

という意味があります。(『広辞苑』第6版)

刀剣と水というのはやはり切っても切れない関係なのかも知れません。
[2018/12/12 12:00] | 未分類 | page top
ぶくぶくサンタとビリビリうなぎのクリスマス@鳥羽水族館
みなさんこんにちは、鳥羽水族館です。もうすぐクリスマスと言うことで当館では、前回の「展覧会情報(12月版)」でもご紹介したとおり、12月1日から12月25日までクリスマスイベント「ぶくぶくサンタとビリビリうなぎのクリスマス」を開催いたします。今回は、イベントを彩る三種類のビッグなクリスマスツリーをみなさんにご紹介しましょう!

①
① 屋外チケット売り場前にそびえる「円錐型リングツリー」(高さ8m、LEDライト約6000球)


 ②
② エントランスホールにサンタクジラと並ぶ「ビッグクラゲツリー」(高さ5m、LEDライト約6000球)

③
③ ジャングルワールドのデンキウナギ水槽前に登場した「デンキウナギのビリビリツリー」(高さ3m、LEDライト約1000球)

この他にもジュゴン水槽前に設置された「スノードーム水槽」やコーラルリーフダイビング水槽では毎日「サンタダイバー」が登場しウミガメや魚たちに餌のプレゼントをします。詳しくは、鳥羽水族館ホームページをご覧ください!
[2018/12/03 18:04] | 未分類 | page top
三重県内展覧会情報(12月版)
こんにちは。三重県博物館協会です。
もう12月で、2018年があとひと月しかないだなんて信じられません…。


さて、今回は会期が12月から始まったり終わったりする展覧会をパパパッと集めてみました。
(記憶漏れがあるかもしれません。ごめんなさい…。)


今月も是非三重にお越しくださいね。



☆12月終了の展覧会☆

本居宣長記念館「憧れの島根―宣長と出雲・石見・隠岐」~12月2日まで

愛洲の館・東宮資料保存館「河村瑞賢の西廻り航路が伝えた文化と湊町酒田の傘福」~12月2日まで

亀山市歴史博物館「幕末明治そのときの亀山」~12月9日まで

松阪市文化財センター「人とともに生きた馬」~12月9日まで

佐佐木信綱記念館「信綱と『心の花』の歌人たち」~12月16日まで

多気町郷土資料館「道はいろいろ―先人たちの心と生き方―」~12月16日まで

伊勢現代美術館「鈴木幸永展『遥かな動物Ⅱ』」「鈴木春香展『Blooming Songs』」~12月16日まで

大黒屋光太夫記念館「亀井高孝-大黒屋光太夫をみつけた歴史学者」~12月24日まで

斎宮歴史博物館「第4回 斎宮にも馬がいた~斎宮出土の馬具・馬歯~」~12月28日まで

伊賀上野城「上野城3つの天守閣(筒井定次・藤堂高虎・川崎克)」~12月28日まで



☆12月開始の展覧会・イベント☆

海の博物館「神島~つながり、つむぐ、海村のくらし」12月1日から

鳥羽水族館「《クリスマスイベント》ぶくぶくサンタとビリビリうなぎのクリスマス」12月1日から

パラミタミュージアム「浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして・・・」12月6日から

石水博物館「若き日の川喜田半泥子―陶芸を始めるまで―」12月7日から

三重県総合博物館「くらしの道具~いま・むかし~ 特集“三重の伝統産業”」12月15日から

伊勢現代美術館「稲垣考二展」12月20日から
[2018/12/01 14:41] | 未分類 | page top
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